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summer ケープ

およそ今は見かけなくなった、ケープはフランス製の

1920年頃の品。

一見薄手ですが綿ローン製なので、冷房除けなど一寸肌寒い時の羽織ものとしては、とっても優秀尚且つ便利。

 

見せたくない二の腕辺りも、しっかりカバー(笑)。

 

フロントには4つのホールが在り、そこにリボンを通して結び留めるという、エレガントな造りに目を奪われます。

 

よく見ると、ケープ下段の両方には、更なる『穴』が2つずつ。

実はここにもリボンを通して結ぶと、今度はそこが腕が通せる『袖』となる、優れもの。

 

夏の日の午後、こんなケープを被って、白いパラソルを掲げてお散歩など…。

まだまだ女性達が嫋やかで、ファッションがフェミニンそのもの…というより、どう造れば女性たちが優美に見えるかを知っていた時代の衣。

 

ダウントンアビーの時代の名残のモノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:47 * - * - * - -

なでしこピンク

先日訪れた山奥でひっそり咲いていた、カワラナデシコ

の花。

 

日本ではたおやかな日本女性をイメージして『大和撫子』

という言葉が在る程、なじみ深い花。

 

夏の濃い緑の中で、小さく可憐なたった2輪の花は風に

煽られるままそよいでいましたが、記憶に刻まれそうな

程、鮮やかなピンクが美しかったです。

日本では秋の七草に入る花ですが、初夏から咲き始めている様で、外来品種の多い西洋では、ただ「PINK」と呼んでいる程、鮮やかなピンク色が美しい種も。

画像はなでしこピンクよりは、若干鮮やかな印象のピンクのビーズを使った、3連ネックレスとラインストーンのイヤリング。

 

50年代のグレーが入ったような、シックなカラーとは違う、いかにも樹脂製60年代らしい、アッケラカンとした、明るいピンクカラーが肌を惹き立てます。

 

ピンクを装うと女気分が上がる…という意味を、久々に意識したかかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 10:35 * - * - * - -

山椒は小粒で

毎年入手し損ねて、高い製品を買わざるを得ない、

この時期が旬の山椒の実を、今年は早々に入手。

 

生のままでも既に袋の中から立ち上る、スパイシー

な香り。

 

サッと茹でて、水にさらしてから佃煮へと加工。

食欲が無い時に、あらゆるものに混ぜ込んで、香りで食欲を湧き立たせています。

 

『山椒は小粒でもピりりと辛い』は、躯体は小さくとも、才能や力量に溢れている事の例えですが、一粒でも舌がビリビリと痺れる辛味に伴う爽快感は、一寸ハマるかも。

 

…あ、猛暑でも食欲が衰えない店長には、ホントは無縁のものかもしれません…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * エトセトラ * 12:21 * - * - * - -

茜の空

 

溶ける様に暑い日々。

 

避暑に出掛けたつもりが、行った先も猛暑故に

避暑にはならず…。

でも、夕刻時の夕日の美しさでは定評のある所ゆえ、それがお慰み。

 

刻々と変わる空の色。

 

茜に染まる空は、まるで夏の日のオーロラ(?)と思わせる程。

 

まだまだ続く、この猛暑。

 

くれぐれも御身大切にお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Voyage   * 12:28 * - * - * - -

カーネギー

〜お知らせ〜 本日16日の祝日は、は定休と

なります。

 

製作するメーカーの製品が、そのオーナーの人柄や

性格そのものを写し込んでいるのではないかと思う

事があります。

 

20世紀初頭から中頃にかけてアメリカで活躍した

女性実業家の走りとも言える、ハッティー・

カーネギー。

 

欧州からアメリカへ渡り、高級ブティックを全土に

展開し成功した、アメリカンドリームを体現した

存在で、1886年生まれという事から、フランスの

ココ・シャネルとは3歳違いなので、ほぼ同年代。

 

欧州からアメリカに渡る船の中で、アメリカの億万

長者、カーネギーの名前を聞き、ちゃっかり

その名を後の自分のブランドにしてしまうところ

なぞ、なかなかなる豪傑女子と心得ます。

 

その性格が、1939年から始まるという、装身具の

デザインにも色濃く反映。

 

欧州ブルジョワジーのスタイルをそのままイミテー

ションの素材で、派手で華やかに造り込むのが

特徴で、ヴィクトリアン風やシャネル風、又はハス

ケル風…と、流行りそうなものなら何でもあり。

 

サインが入らない品も多いのですが、写真の物は

そんなカーネギーの品で、偶然台紙付きのままを

入手してしまい、色違いを持ってるゆえ、この品が

カーネギーという事が分った次第。

 

両耳にシャンデリアでも下げている?…と思う程、

華やかで大胆。

 

1939年といえば、第二次世界大戦が勃発した年。

 

1940年にはドイツ軍に占領され、自国品を輸出

出来なくなったフランスに代わり、アメリカ生産の

服や装身具造りが本格化した年でもある事から、

先見の明が在ったというところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 07:58 * - * - * - -

余韻

〜お知らせ〜 15日、16日は定休となります。

 

 

三菱第一号美術館で開催中のショーメ展にて、

何より素晴らしかったのは、一流の専門家による

写真と文章で綴った目録本が入手出来る事。

 

ページをめくる度に、なん百とある、時空の扉を

開ける様に、宝石への旅が楽しめます。

 

1850年代製作という、この葡萄モチーフのパリュ

ールも、縁起物のモチーフと共に、天然のパール

を寄せて葡萄の実に見立てての美しさ、葉にあし

らったエメラルド石…と、どこまでも、どこま

でも、美しさを追求しています。

 

目録の傍らに置いた品は、同じく19世紀後半の

銀細工のブレスレット。

 

こちらは葡萄の実をガーネットやガラスで表現、

葉の部分は焼き七宝と、おそらくは舞台用に製作

された?と思われる程、デコラティブな雰囲気が

美しい装身具です。

 

でも迫力自体はショーメのそれに負けてない!?

…かも、な気も。(笑)

 

でも元々は、こうした美しいデザインジュエリー

の参考品があればこそ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:31 * - * - * - -

腕時計

〜お知らせ〜 関西、九州地方への物流が遅れがちと

なっております。発送は現時点で全て終了していますが

お待ちの方は少々余裕をみて、到着をお待ち下さい

ます様、お願い申し上げます。

 

先日のピンクの固定電話のブローチ共に、失われ

つつある存在の一つが腕時計。

 

スマートフォン一台が在れば、それを見れば済む

事なので、店長の友人やお客様の中にも腕時計を

着けなくなった方が、チラホラと出てきました。

 

写真は、メーカーに心当たりのない所なのですが、

70年代のハートシェイプの、珍しいコスチューム

ジュエリーとしてのネジ巻き式の腕時計。

 

ハートの周囲にはぐるりとペーストが取り巻かれ、

腕回りはこの時代の時計では当たり前の様に使われ

ていた、ヘリンボーンのチェーン。

 

耳を寄せると、機械音が規則正しくぜんまいを

動かす音が聞こえ、今もきちんと稼働している

ことを教えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 12:36 * - * - * - -

プラスの課題

先日ネットでサフィレットピアスをお買い上げ頂いた

お客様から、更なるデコレーションのアップのご希望が。

 

試行錯誤の結果、ドロップカットのルースがたまたま

2個揃いであったので、同素材の銀枠で製作して、既存

ピアスの下にワカンを付けて、吊り下げました。

 

上と下のサフィレットで、色や輝きの差があっては

ならず、元々こういうデザインであった様に見える事。

 

イカニモ取って付けた感じにはならないナチュラルさを

目指した結果です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:43 * - * - * - -

Tussy Mussy

洋装の結婚式で、花嫁の持つブーケをまとめる

ホルダー、もしくは男性の燕尾服の胸元に、

ブーケから抜いた花を挿す専用の筒型ホルダー

ブローチを、英語では『Tussy Mussy』と呼んで

います。

 

語源は中世にまで遡る説もある様ですが

「タジーマジー」と軽妙な、まるで魔法の呪文

の様な言い回しも面白く、他に『ポージー』、

や『ノーズゲイ』…フランス語での単純な名称

『ブートニエール』と呼ぶより好きで、つい

こちらの名前で呼んでしまいがち。

 

銀で出来た小さな筒ブローチは、アンティーク

好きな方の中では『ポアロのブローチ』と

呼ぶ方も居て、アガサ・クリスティの小説に

登場する探偵エルキュール・ポアロ氏が、常に

スーツの胸に花を挿さない状態で、このブロー

チを着用している姿に、ご記憶ある方もおら

れるかと。

 

装飾が洒落ていればいる程、花を挿さずとも

装着可能な所に魅力を感じる、男性向けの

お品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:03 * - * - * - -

お見舞い

水が引いて、徐々に水害後の状況が把握されています。

 

災害に遭われた方々、ご家族、知人の方々で被害に

遭われた方々には、心よりお見舞申し上げます。

 

美しい里山が豹変し、考えても居ない災難が襲い、

被害に見舞われる事は、実は20年前同じ経験がある

者として、如何に元通りへの復興が大変かが判り

ます。

 

現地では心無い、デマも多く飛び交っていると

聞いています。

 

非力ながら、少しでも出来る事をしようと思って

いますが、何よりもまず、未だ行方不明の方々が

一刻も早く見つかる事、事態が少しでも早く収束

することを、心から願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * エトセトラ * 12:29 * - * - * - -
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