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メモリー・オブ・チューリップ

〜お知らせ〜 22日、23日は定休となります。

 

 

春の花紀行、桜から一転、チューリップの花畑に。

未だ咲き始めなせいか観光客もまばらの中、これから

咲き誇る、鮮やかで美しい極彩色の群像を堪能。

咲いた咲いた チューリップの花が…♪は、有名な

童謡ですが、子供の歌になる位に身近な花の一つ。

 

チューリップというと昔々小学1年の頃、畑に植えて

あった綺麗な白のチューリップを、同級生の女子に

そそのかされて1本だけ茎を追ってしまった途端、

そそのいた子が突然「畑を荒らす悪人!」と囃し立て

指差された事が、今も想い出されます(苦笑)。

 

おそらく生まれて初めて味わった、人からの裏切り

行為だったかもしれません。(苦笑)

チューリップを見る度に、今もその出来事を思い出し

一寸だけ悲しくなる程ですから、そこそこトラウマ?

 

面長のコロリとしたシルエットの原色の花びらが

風に揺られながら、笑って店長を見ているような

気分の花畑でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Voyage   * 12:57 * - * - * - -

絶滅危惧種

まるで美しいカリグラフィーの様な、流れる様な

筆記体の手紙を見ている気分になる、フレンチの

ソトワールチェーン。

 

「つい五年前までは良く見かけていたはずなのに、

いつの間にか忽然と姿を消しつつある物の一つが

ソトワールの類よね…」と、ため息交じりに

ぼやいていたのは、この道ン十年というキャリア

を持つ、老舗のディーラーマダム。

 

一コマ一コマ、凝った造り込みが職人によって

施されたフランス独特のタイプは、金製でも銀製

でも、何連にして着けても重さを感じさせず、

着けたときにエレガントに魅せる所は、おそらく

世界一。

 

ここ数年の金価格の上昇と共に、溶かされたり、

長い物は容赦なく、バチバチと切られてショート

タイプに変わった物も多いよう。

 

気が付くと目の前から消えている…。

 

世界の絶滅危惧種は、生物だけとは決まって

いないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:48 * - * - * - -

カップケーキ・ダイヤモンド

『アンティーク』と呼ばれるまではまだ時間が要り

ますが、キュートな印象の60〜70年代のリング

デザインが、何気に好きな店長です。

 

横から見ると、まるでカップケーキの様なシル

エットのリング。

座高が高くなるように、筋目を並べて位置を上げ、表面は2mmにも行かない極小メレダイヤモンドを、中央を高くしつつ、一つずつ爪留めしています。

 

金のシャンク部分は一寸だけクラシックな意匠を用いたスプリットタイプ。

 

クルンと巻いてダイヤの根元に留まり、花を支える茎の様。

でも指に着けると、そこはやっぱりダイヤモンドだけあって、キラキラと煌めき放ちながら、大粒ダイヤのソリテールとは違う、楽しげな印象を感じさせます。

 

決して主役にはならないメレダイヤを、最大限魅力的に見せている、ポップ感溢れるデザインが、この年代のジュエリーに、多く見られる様な気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * ジュエリー * 12:29 * - * - * - -

想い出真珠

母の形見のパール、プラチナ&ダイヤのリングとネック

レスを、リングはそのままに、ネックレスの方をセットの

様に造り変えという依頼。

 

リングは超一流のパール店の品で、ネックレスは同店で

入手したという、アヅキのチェーンに通しただけのシン

プルさ故、よりセット感が出る様に、リングのイメージを

大事にしつつ、デザインを寄り添わせました。

 

パールには両穴が開いているので、リングにも在る

飾り葉の様なデザインを少しだけ持ち上げて、ホール

部分を覆う様にしっかり隠し、飾りの淵にはリング同様

細やかなミルグレイン。

 

チェーンは太目のヴェネチアンでスライド式のアジャ

スターを着けて長短調節可。

 

基本はチョーカーサイズでの装着設定なので、この

外側に1連のパールのネックレスを装うのも可。

 

足したり引いたり…何通りにも使える装着のアレンジ。

 

パール製品ならではのお楽しみです。

 

再生叶った、真珠の様な輝きの想い出の日々と共に、

新たな想い出を紡いで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * ジュエリー * 09:10 * - * - * - -

ピクチュアレスク

春の花の後は、まるで『絵』の様な、川沿い絶景を楽し

める、温泉へGo!

18世紀イギリスの美学理論という考え方の中で誕生した

ピクチュアレスク(絵の様な)という理念がとても好きな

のですが、ここ数年はまさに『絵』の様な風景が部屋から

堪能できる温泉を探すことに情熱を傾ける店長。

 

出逢ったのは日本海に近い、まさに多くの画家達を虜に

したという、川沿いの温泉。

 

広いテラスに釣竿でもあったら、そのまま投げ釣りが

出来そうな程の距離。

 

でもここまで近い故、今まで数度洪水で、河岸にある露天

風呂が土砂で埋まり、掃除が大変だったとか…。

 

流れの上は多くの燕がスイスイと短い弧を描きつつ飛んで

順調に春が進んでいることを、知らせてくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Voyage   * 09:52 * - * - * - -

春を追いかけて

遅まきの春の桜を見る為に、週末トリップ。

 

雪解けの緑の大河の脇に見つけた、山奥の桜の木々は、

今まさに満開の時期を迎えていて、見事な花を見せて

くれました。

日曜日の昼下がり、こんなに綺麗な所なのに、人らしき姿は

店長一行他、1カップルと山菜採りらしい地元の方らしき2人

のみ。

 

貸し切り花見の贅沢を味わいました。

 

人里離れた場所で、誰の為にでも無く咲く満開の桜を静かに観賞する贅沢が許された、この春の遅ればせの花見の宴…。

 

ようやく『春を見た!感じた!』の気分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Voyage   * 11:39 * - * - * - -

雨粒

〜お知らせ〜 15日、16日は定休となります。

 

ようやく落ち着いて、遅まき春を眺めの遠出なのに、

今日のお天気は、変わり模様。

 

どうやら殆ど雨降りの一日。

 

傍らには、まるで雨粒の様なサフィレットのビーズ。

 

天空からポツポツと落つる音を聞いていると、いつの

間にか、瞼が下がって来て眠たくなります。

 

あ、春眠暁を覚えず…でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Matière-素材- * 09:21 * - * - * - -

ファントム・スレッド

couture繋がりで思い出した、新作映画。

 

欧州では昨年夏に封切りされ、ようやく1年近くかかって日本で

封切りされるのが、俳優ダニエル・デイ・ルイスの引退記念

映画『ファントム・スレッド』。

 

美形男優があえて引退と銘打つのが面白い所。

 

1950年代のイギリスが舞台で、完璧さを求める仕立て屋と、

そのミューズになった女性のお話です。

究極のドレスを仕立てる事が出来るのに、人間的にどこか

欠けた側面を持つ男と偶然出会い、恋に落ちる女性。

 

愛の始まりと共に、喜びに満ちた美しいドレスが出来上が

っていく過程で生じ始める、すれ違いの始まり。

 

先行で映画を拝見した店長。

 

これがオートクチュールの本場、フランスが舞台だったら、

全く違う展開になるのでしょうが、舞台はあくまでもイギリス

で、主人公もイギリス人の仕立て屋(クチュリエでは無く)

というところに、ギャップと面白さが在る様に思いました。

 

あ…、これ以上はネタばれになるので、ご興味ある方は

是非映画館に参じ、アカデミー衣装賞を受賞した、華麗

なるドレス類と共にお楽しみ下さい。

 

 

先日のクチュールに仕立てられたロスレーの房ネックレス、

お陰さまで売約となりましたが、資料によるとロスレーは

当初は素材のみを生産しているアトリエでしたが、戦後は

フランスのオートクチュールメゾンの為に製品も造っても

いたそう。

 

背景の写真は、ロスレーのパールネックレスを着けた、

まるでギリシャ時代の衣の様な、マギー・ルフによるローブ。

 

生み出すには、多くの時間と手間を伴った事でしょう。

 

愛もドレスも装身具も、決して一日にして成らず!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 09:54 * - * - * - -

couture pom pom

見事なパールビーズと碧のビーズの房のネックレスは

ルイ・ロスレー。

 

先日のフランス、パリにて出逢いました。

 

フワリと広がる裾のたっぷりしたドレスの如く、長い

トレーンを引くように下がるビーズの房は、ほんの僅か

ずつ、ビーズの大きさのグラデーションの差をつけて

繋がり、パールの持つエレガントさを最大に活かして

います。

 

対極に、首回りはゴツさすら感じさせる、太目のアヅキ

チェーン。

 

繋ぎのディテール、ビーズの配置、どこをどう切っても

無駄な所が見つからず、それでいて美的。

 

ドレスにも在る様に、装身具の世界にもCOUTURE

(クチュール)という意識が根付くフランスの美的感覚。

 

このセンス、生まれながらのものとしたら、やっぱり

フランスのDNAは恐るべし…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 09:24 * - * - * - -

緑の百花繚乱

ここひと月、緑のアクセサリーを探しに、ご来店される方が

チラホラ。

 

は今年の流行色の一つの様です。

 

明るいペリドットカラーからカーキ色、深い青味すら感じる

フォレスト・グリーンまで、その範囲は多々多種。

 

特に1950年〜60年代の、アメリカ、オーストリア、フランス、

ドイツで造られた緑の品々は、各国オリジナルのパーツも

製造していた時代故、実に多種多様。

 

デザインも実に個性豊かに、小さくも精巧さに富む、ドイツ

K&L社製、一寸ラブリーな印象のオーストリア製、シンプル

だけれど極上のラインストーンを使うアメリカのワイズ社、

トリファリ社、ヴァンドームなど、多くのメーカーが個性を

競います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 09:04 * - * - * - -
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