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バングル

この頃気になるバングルブレス。

 

それも一寸幅広のタイプが、店長的にお気に入り。

 

多くを見る中で、ピンと来た写真のバングルも、3儷瓩

幅が在って、一寸マニッシュなデザインが魅力の品。

 

扱っているディーラーさんは、50年近く19世紀後半から、

20世紀初頭の装身具、しかも超高級という素材では無く、

銀や珊瑚、鼈甲や象牙、ガラスなど、ハイ・ジュエリー

から比べれば、使い易くやや廉価なモノが中心のみを

扱う人で、何時会っても、その商品の安定具合は見事な

ほどに揃っています。

 

『ぶれない』という凄さを、この銀のブレスの紋様に置か

れた柄の様に、知る事があるアンティークの深い世界の

1ページです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * - * 14:01 * - * - * - -

秋色の薔薇

秋に咲く、少し色彩のトーンが落ち着いた薔薇が、春の

最初に咲く薔薇よりも好きな店長です。

 

写真は、僅かにラベンダーの色合いすら感じさせる

ピンク色のエイレットのイヤリングで、言わずもがなの

ルイ・ロスレー。

 

『小さな翼』という意味を持つビーズですが、どこから

どう見ても、薔薇の花を思わせる印象。

 

それをあえて違う名前にするところが、フランス的エス

プリ、はたまたアイロニー?

 

『ヒネリ』の効いたこの名のビーズ、一体どれ位のカラー

バリエーションがあるのか、未だ未だ発展途上ならぬ、

発見途上。

 

それは薔薇の品種の多さの如く…かも。

 

この品もまた、web更新の品となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 11:35 * - * - * - -

最大幸運

〜お知らせ〜 18日は定休となります。

 

 

写真は近日web更新予定の、一寸珍しいウイッシュボーンと

呼ばれるモチーフの、サフィレットが使われている、ラブリー

サイズのブローチ。

 

ウイッシュボーンは、二股に分かれる鳥の喉の部分の骨を、

二人で引き合い、長い方を引いた側の願いが叶うという

ものです。

 

でもこのブローチは、各一つずつ骨があるので、それぞれの

願いが叶う様に = 両想いになるという意図があるのかも。

 

愛し合う二人が贈った物でしょうか、ラブラブ度高いラッキー・

カムカム。

 

そういえば、本日18日は『天赦日 一粒万倍日 (てんしゃにち

いちりゅうまんばいび)』という、2017年最後の最大幸運日。

 

やおよろずの神様達が天に昇り、天が万物全ての罪を許す

日。

 

お財布など新しいモノを使い始める、何か新しい事を始める、

最強の日取りだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 08:26 * - * - * - -

ドナルド・スタナード

〜お知らせ〜 17日、18日は定休です。

 

買い付けで、知られざるブランドのモノと出逢うほど、

嬉しい事がない店長です。

 

アメリカ、1970年代中頃から20世紀いっぱい迄、多くの

ブロードウェイやテレビドラマ、映画の為に装身具製作を

行ったドナルド・スタナード。

 

デコラティブでドラマチックなデザイン性は、日本人では

一寸引き気味かもしれませんが、華やかさを何処に

盛れば目立つのか、熟知しているデザイナーと、作品

を見るにつけ、思います。

 

写真はそのメーカーによる、リボン型イヤリング。

 

クルクルと、幅広の金属の板をまるで布の様に表現し、

立体的に盛り上げ、その表面にベージュピンクのコールド

エナメルを乗せて、艶やかなエナメルリボンを表現。

 

対して裏側は、わざと艶を消して、その対比から陰影感

を出し、大きさはあれども、シックな印象を残していて、

着けると邪魔しない程度に顔立ちを華やかに見せて

くれます。

 

コールドエナメルは、70〜80年代のアメリカのコスチュー

ムジュエリーに多く使われた色付けの為のテクニック。

 

厳密にはエナメル(七宝)では無く、時間をかけて硬化

させる、ユリア樹脂の一種です。

 

メーカーに勤めていた時、良く修理をしましたが、ベース

は8色の絵の具で、それを混ぜ合わせながら、欠けた

色に似せる為の試行錯誤をしたのが、膨大な修理という

仕事の中でも、特にお気に入りの作業でした。

 

イヤリングは、近々web更新の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 11:28 * - * - * - -

necklace a la anna wintour

買い付けに出る少し前、ファッション雑誌VOGUEの

webマガジンからの依頼でスタイリングした小物

数点。

 

テーマは生きながらにして伝説と化す(?) 、名物編集者

『アナ・ウインター』サマ。

 

着用モデルは「海街ダイアリー」やドラマで活躍する

若手ながら既に中堅女優の広瀬すずさん。

 

本日からweb掲載が始まりました、という連絡案内を

頂きましたので、ご興味のある方はどうぞこちらを。

 

アナ・ウィンターといえば、もはや定番化している、

同パターン色違い、リヴィエールネックレス重ね使い。

 

この絶対ルールは揺ぎの無いモノらしく、僅かなデザ

インバリエーション以外、見事な程このパターンに

固執しています。

 

あの年齢の女性がするから、素敵なのか…そうすると

まだ若い二十歳にも満たない広瀬さんが着けるには、

一寸だけtoo muchかも…なんて余計なお世話を

考えてしまいましたが、結果はいかに?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 12:27 * - * - * - -

世事

旅立つ前に空港の、キヨスクで見かけた週刊誌NEWS WEEKの

表紙にドキリ。

 

トランプ大統領の頭に載せられたヘルメット、書かれた『戦争準備』

の文字。

 

帰りの飛行機は、いつもの航路を避けて、ロシア上空ぎりぎりから

日本へ入るルートを取ったため、時間も少々延びました。

 

世界が注目する世事。

 

帰りの空港に向かうタクシーの中でも、日本のタクシーの中でも

ドライバーさんに「北朝×、怖いでしょう?」と尋ねられたり、

「戦争起きるんでしょうかね?」と問われたりで、どう答えたら

よいものか、戸惑ってしまいました。

 

いつの世も、戦争が起きてしまったら、最初で最大の被害者は、

市居の人々。

 

改めて何も起きない平和の日常を考えるヒトコマです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Voyage   * 13:27 * - * - * - -

シルク・ドキュメント2

1908年、化粧品会社コティに請われるまま、宝石からガラス

へと転向したルネ・ラリック。

 

その後の活躍の中で、一連のガラス製ペンダントヘッドの

首周り部分を、日本製のシルク糸を使ったことではつとに

有名。

 

固いガラスを柔らかく表現した芸術家、ラリックにとっては、

当時欧州で多く使われたウールや亜麻糸ではイメージが

釣り合わないと、様々試行錯誤したのでしょうか。

 

偶然目にした、日本からの絹糸で造られたビーズ

インスピレーションを起こしたのかも…という想像は、

誰も否定出来ない、出逢いの産物。

 

様々な自然物のテーマと色合いで造られたガラス製の

ヘッドに、そのガラスに合わせて染められた糸が通された

ネックレスは、ガラスという身近な素材で造られた装身具が

価値あるモノに変化する為の、必要不可欠な共存素材

だったのかもしれません。

 

まだロウソクの明かりが主だった時代、ゆらめくオレンジの

灯火の下で艶やかに輝く日本のシルク。

 

勿論その裏には、野麦峠に見られる、劣悪環境の下で従事

した日本女性の労働哀史という、忌まわしい部分も知らな

ければならない事実もあるでしょう。

 

昨日のシルクボールと共に、蚕から出される細い糸を手繰る

ように、こうしたドキュメントを少しずつ目にするチャンスを

与えられた事。

 

その糸が集まって、やがて太い大河になるが如く、何かに

昇天していくかもしれない過程に感謝した、買い付けの

中の、一つの宝物の様な出来事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:52 * - * - * - -

シルク・ドキュメント1

アンティークの世界を漂っていると、意外に思い込みが深く

なってしまいがち.

 

その品々が考えもしない場所や、時代(あるいは人)に

よって製作されたという事実を知る機会を持つ、当時の

ドキュメントに出逢う程、楽しいことはありませんし、尚且つ

それが日本絡みであれば尚更。

 

レースやブレード、手芸に因む多くをコレクションするディー

ラーのA夫人の所で、写真のシルクボールのサンプル帳を

見つけたときも、まさにそんな気分。

古い(19世紀〜20世紀初頭)欧州製のドレスや、小物類の

裾飾りに使われた、シルクの細い糸をコルクや固い綿に

巻きつけた小さなビーズたち。

 

その品はフランス製が殆どと思い込んでいましたが、

実はその一部は日本製であることなど、思ってもいない

事実でした。

 

艶やかな独特の光沢がある糸や布地は、欧州においては、

最も高価であり、得難い素材の一つでしたが、絹糸を生産

することに早くから成功していた日本は、どうやらそれらの

素材から、こうしたシルク製のビーズを生産して、世界へ

向けて輸出していた事が解る証拠となる、たった1枚の

サンプル帳が、コレクターさんの引き出しの中で、ほこりを

被ったまま、仕舞われているなんて。

 

見ると、右下にはローマ字でKIYOHARA & CO.LTD.と

あります。

 

大阪に存在した、素材の輸出を手がけていた会社名と

思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Matière-素材- * 13:14 * - * - * - -

新作映画

今日から通常営業のジェリクールです。

 

 

 

各国で上映されている映画が様々なのがとても面白く、その場所の

流行の一端を知ることも出来て、とても興味深い店長です。

 

丁度フランスで上映されていたのが、ニコール・キッドマン主演の

コスチュームもの。

 

アメリカ、トーマス・カリナンの小説が原作の『The Beguiled』。

南北戦争時代のアメリカのバージニア州、厳格な女学校に傷ついた

兵士が運び込まれたことから起きる顛末ですがスタイルはミステリー。

 

1971年に映画製作されたものの、その時の監督は男性で、しかも

邦題タイトルが『白い肌の異常な夜』と聞けば、その内容は想像可?

 

今回のそのリメイクは、女性からの視点としてのもので監督は『マリー・

アントワネット』のソフィア・コッポラ。

 

どうやらフランスのカンヌ映画祭で高評価を受け、女性で二度目の

監督賞まで受賞した映画故、早々フランスでの封切りが先行された

ようです。

 

女優はキッドマン他に、キルスティン・ダンスト、エル・ファニングと

美女を迎えた豪華陣。

 

女の園にまぎれ込んだ男性が入ることで、調和が取れていた世界に

巻き起こる波紋と破滅という、とってもエグイ内容を、コッポラは

美しい映像と共に仕上げている様です。

 

アメリカン、ヴィクトリアン、コスチューム、ミステリームービー

ということでしょうか。

 

日本はこの冬から上映とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 12:59 * - * - * - -

虹に見送られて

最後の空港そばのモーテル。

 

早朝4時には出るので、僅か10時間ほどの滞在です。

 

夕方日没前にフラリと買い物に出たら、タイミング悪く

夕立に遭遇。

 

空は晴れているのに、所々にある雲から、雨粒が

落ちてくる、夕刻の『狐の嫁入り』。

 

傘すら持って出るのを忘れたため、近くのコンビニに

飛び込んで、買い物しつつ雨宿り。

 

小雨になってきたので表に出たら、いきなり目の前に

大型の鮮やかな完全半円の虹が二重に現れました。

 

既に西の空は日没の茜色。

 

「今回もお疲れさん、よくがんばったね!」…最後の日

天からのメッセージを贈られた様でウキウキ。

 

美しい光の自然現象は、たった10分にも満たない

短いメソッドの様でした。

 

終わりよければ全て良し…の言葉の如く、この美しい

思い出と共に、日本へと戻ります。

 

ブログも数日お休みして、火曜日以降店と共に再開

の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Voyage   * 00:08 * - * - * - -
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