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ダイヤモンドに目が眩み

尾崎紅葉の小説、金色夜叉に登場する主人公とヒロイン、

寛一とお宮の顛末に登場する『ダイヤモンドに目が眩み…』

のセリフが明治時代、西洋化の黎明期、日本にダイヤモンド

が認知される、きっかけを作ったというお話。

 

『眩む』ような輝きがどれ程かは判りませんが、まさに写真の

指輪と出会ったときは、そのダイヤモンドの輝きに、久々に

目が眩む感覚を味わいました。

 

ダイヤモンドの価値評価、俗に言う4Cは、carat(大きさ)、

cut(研磨)、color(色合い)、clarity(透明度)は有名ですが、

キラメキという評価はありません。

 

でも、当然自然物ですから、一つ一つ煌くサマが違うのは、

当然のことなので、何故これが評価にならないのかが、

一寸不思議。

 

夏の始め頃から「キラキラしたリングが欲しいので!」と、

リクエストをされていたお客様の元へ、まっしぐらに決まって

しまったこのフレンチリング。

 

金属を、まるで布や紐、リボンのように見立てて、捩ったり

絡めたように見せ、その間に爪留めした宝石を配すると

いうのも、好まれたデザインだったようで、地金を遠慮なく

たっぷり使っている為か、石もたっぷり感がポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * ジュエリー * 09:23 * - * - * - -

ティファニー

海外の友人、ディーラーさん達に送るためのクリス

マスカードを求めに出かけた日曜日の銀座は、一足

早くクリスマスの買い物客でギッシリ。

 

たまたま通りかかった、普段から縁のない宝石店、

ティファニーを覗いたら、偶然アーカイブス展を

やっていて、しかも入場無料という大盤振る舞いに

感動して、思わず上階へ。

 

点数は僅かなものの。逸品がひっそりと暗闇の中に

浮かぶように飾られていて、溜息。

 

宝石とは、かくあるべしとばかりに造られたそれ

ぞれは、どれも勿論1点もので、当時はただ一人の

首や胸元を飾るためだけに在ったもの。

 

撮影可ということで、皆さん目玉のカナリアイエロー

ダイヤモンドのネックレスの前でスマホをかざして

大騒ぎ。

 

でも店長は商品の下に書かれている、キャプションに

のみ興味深々で、そちらばかりを撮影。

 

当時の顧客帳簿から製作された品々の詳細に書かれる

石のカットや情報、留め方等は、こういうタイミング

が無ければ、なかなかお目にかかれないもの。

 

美しきハイジュエリーの数々ですが、この展覧会を

知ったのは、最終日。

 

写真のみでご勘弁。

 

 

Jellicour * ジュエリー * 09:50 * - * - * - -

りぼんちゃん

日々秋めく中、都心は暖かいといっても、この連休を

使って、冬物を出す方々も多いと思われます。

 

今日の店長の出で立ちも、冬モード。

 

胸元に着けるのは、フランスのジュエリーメーカーの

リボンブローチ。

 

天然木をリボンの形にして、18金のドットと結び目

という、コスチュームジュエリーで制作しても良い

所を、あえて18金という高価な素材で創るという、

逆な発想をしている所に、フランスらしい『粋』を

感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * ジュエリー * 10:17 * - * - * - -

もも色宝珠

使い道が無いからと、頂き物で10年以上も長く手元にあった

ヴィンテージ(?)の珊瑚の枝。

 

縁あって遠方の国、スリランカにて研磨して貰い、それは

美しい丸珠ビーズになって帰って来ました。

 

ぎりぎりどうにかチョーカーサイズに仕立て上がり。

 

磨きあげたツルツルの艶々では無く、少しだけ艶を消した

染めの無い完全ナチュラルの珊瑚玉は、柔らかなピンクに

少しだけ象牙色のマーブル文様が入っていて、着けると

肌に溶け込む様に馴染みます。

 

日本は元々珊瑚が採れる国ですから、ファンも多いの

ですが、今は染め加工処理の品も多いので、本当のナチュ

ラルは意外に見る機会が無いかもしれません。

 

中央の大玉は15mmという大きさからのグラデーション。

 

深海の森で育った、桃色の宝珠。

 

今度の買い付けで、洒落たアンティークのクラスプでも探して

来ようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらがビフォー。

 

 

 

 

 

 

Jellicour * ジュエリー * 12:15 * - * - * - -

ローズカットダイヤモンド

ローズカットダイヤモンドがステーションで入る、ペンダント用
チェーンは、お客様からの特注品。

3僂きに、細かいミル打ちの枠の中でチカチカと光る輝きは
ブリリアントカットとは違う、控え目な輝きで魅了。

猫がいたら思わず手を出して、じゃれて来るかも?



























昨夜、九州熊本地区を襲った、震度7の地震。
突然の揺れに、3.11の記憶が蘇った方も多かった事と思います。
被災に遭われた方には一日も早い回復を、心から願います。
まだまだ余震が続くと思いますので、どうぞご留意しつつも
お過ごし下さい。



















 
Jellicour * ジュエリー * 13:26 * - * - * - -

緩リング

先日書いた一文字の変形リングに関しては、多くのお問い合わせを頂き
ありがとうございました。

やはり今年の7月に書いた、大きめの中石にセットして使える様な、V字
シェイプのリング。

完全なV字はあるのですが、一寸緩めの柔らかなラインシェイプの品は
なかなか出会わず、先日の買い付けでは第一希望の品でした。

どうにか見つけたのが現行品のホワイトゴールド&ダイヤモンドの左の
リング。
ダイヤの幅ギリギリに造られた、細く緩いラインのカーブが魅力的で、
単品で着けても良いのですが、重ねて着けると、より魅力が上がる事を
知る人は、持ってみないと判らないジュエリー・マジックの一つです。











そして右の写真のリングは、20世紀初頭の中石だけが僅かに大きな、
オールドマインカットのダイヤモンド・トリロジーリング。

時代が大幅に食い違う二つですが、合わせてみると意外にピッタリ。
1本でも素敵な品ですが、重ねるとさらに魅力的に見えるのは、宝石の
重ね着けは、1+1=3以上…のルールが潜んでいるから。

パズルの様に組み合わせを考えるのも、出勤前の朝の楽しい儀式と、
楽しむ方もいらっしゃる様です。






























Jellicour * ジュエリー * 12:25 * - * - * - -

指に咲く花

そろそろ春一番が恋しい日々。
寒い冬がようやく終わり、胸元がちょっとだけ緩んできたせいか、大型のネックレスやブローチが活躍し始める時でもあるようで、お問い合わせがチラホラ。
でもそれらはたとえ着けても他人からは見えても、自分自身では確認出来ないという悔しさが…。
そんな中では、リングやブレスは唯一着けている本人でも確認出来るという楽しさから、年間通しての人気のアイテムです。

写真は1920~50年代のプラチナと18金に小さなダイヤモンドを使った、クラスターと呼ばれる花の形に象られたリング達。
1本使いも可愛いけれど、ちょっとだけ迫力が欲しい時は2本3本重ねて着けると、バブルの頃に流行した様な、イタリアマダム的なたっぷり地金を使った石も大きなボリューム満点リングにも負けず劣らずのキラメキと華やかさが醸し出され、指には小さなダイヤの花が咲いたようです。

その日の気分でそれぞれの指に1本から3本、4本…まで、巴に重ね着けたりと、パズルのように組み合わせて楽しむリングたち。
ダイヤモンドもローズカットからブリリアントカットまで、混ぜこぜ使いの方が、乱反射を楽しむ事が出来ます。
お誕生日や何かの記念など…自分の為にゆっくり一つずつ吟味しながら足して行かれる方が多い、お楽しみなプチ・ジュエリーです。







Jellicour * ジュエリー * 11:42 * - * - * - -

メモリアル・ジュエル・バード

 大切にしていたものを失くす悲しみは、それぞれでしょう。
それが家族同様に可愛がっていたペットであればなおさらの事。

家族全員で可愛がっていた、まだ若い小鳥を突然亡くしたお客様の依頼で、飼っていたマメルリハインコと同じ色合いの物でペンダント製作する事になりました。
キャラクターものの難しさは、いかに本物にまで近づけるか。
腕が良いとはいえ、こうした動物モノは初めての職人さんと試行錯誤の連続。
最初モデルが出来てきた時は、何かがどこかが違うシルエット。
「どうみてもこれはインコじゃなくて、スズメだね〜…ハイやり直し!」
ということで、
スズメ
 ↓
ヒヨドリ
 ↓
ジュウシマツ
 ↓
セキセイインコ
 ↓
マメルリハインコ
とやり直すこと5回にして、なんとか「O.K.!」の合格ラインへ。
羽根の色に合わせて選んだ鮮やかなブルーサファイアとエメラルドを、一つ一つ丁寧に翼に埋め込み、磨きをかけて完成。
仕上がったそれを、おずおずとご注文のお客様に届けて見せた瞬間の、開口一番飼っていた鳥の名前を呼ばれた時、この2011年最後の大仕事が成功に終わったことを知りました。
思い出の鳥を、これからは毎日でも自分の胸の上で飛ばせる事が出来る満足に、いたく嬉しそうなお客様の顔を見て、店長も大満足。

可愛がっていた実物は無くなっても、代わりの何かをこうした形で蘇らせる事は出来るかもしれない…。
宝石が持つ、もう一つの提案出来る『思い出のかたち』です。


神楽坂の実店舗の年内営業は本日までですが、Webやメールは常にチェックしております。
何かご質問などございましたら、遠慮なくinfo@jellicour.com までどうぞ。
明けて新念2012年は1月4日からの営業とさせていただきます。






Jellicour * ジュエリー * 10:55 * - * - * - -
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