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サマーレース・サフィレット

丁度ウィンブルドンテニストーナメントが開催中の

夏早々の、カントリーサイドのイギリスで待って

いた、ヒラヒラフリルのレースにセットされた様な

フロストサフィレットが印象的なイヤリング。

 

あれ程暑かったフランスとは対極に、ひんやりと

した空気が漂うイギリスの儚い夏をそのまま色に

例えたら、まさにこんな薄灰青かもしれません。

 

ワイヤースタイルというバネの構造から、ネジ式から

板式バネに変わり始めて早々の頃の品と思われます。

チェコスロバキアらしいフィリグリーと呼ばれる真鍮のメタルワークには、かつての彩色の跡も残っていて、夏を過ごすイギリスのレディの耳を飾り立てた当時の様子が、楽しく想像出来ます。

 

短い買い付けも終盤に向かってまっしぐら。

 

あともう僅かの滞在です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 22:58 * - * - * - -

ハートのご縁

「もうサフィレット展も終わったし、仕入れるのは

控えめに…」と考えていても、出逢ってしまえば、

元の木阿弥。

 

この大粒のハートサフィレットがマナコに入った時

体が反射的に動いてしまったのは、ハンティングの

血がそうさせたのか…。

 

一度は理性で引いた衝動でしたが、『一期一会』の

天の声(?)が頭に響いて、気付けはしっかり胸に

抱きとめていました。

 

マジックアワーの逢瀬です。

もう一つの対極に小さなハートのサフィレットペンダントは、とあるコレクターさんからの品。

 

いつも何故か一つだけ、『ラブリー』と評したくなるサフィレットをお持ち頂いています。

 

前者も後者もそれぞれに、ジュエリーの専門家のディーラーさんですが、集める品にはそれぞれの個性が。

 

でも不思議なことに今回は、どちらのサフィレットもハートシェイプのフロストタイプ。

 

しかもどちらも潤い水分率90%以上…なんて形容したくなる程、wet感満々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 11:26 * - * - * - -

ミニチュア・ブローチ

先月開催のSAPHIRET  à la mode展でも人気だった、

小さな手の形のブローチは、意外なことにアメリカ製。

黒いカフスから伸びる細い華奢な金製の手の先に、捧げ持たれているのは、サフィレット。

 

カフスの色が黒い事から、おそらくモーニング(喪)用のブローチと思われ、サフィレットは青色から勿忘草に見立てられているのと思われます。

 

黒く塗装した金属に飾られているサフィレットを時々見かけますが、どうやら喪のジュエリーというのは、ヴィクトリア時代には、結構大きく占める『装身具のジャンル』であったことが判ります。

 

先月末、海外から来たディーラーとの食事の機会に、矢継ぎばやに質問を重ねた店長。

 

ディーラー氏はチェコで誕生した言われるサフィ

レットを、現地(ヤブロネッツ市)のガラス装身具

博物館の館長にまで問い合わせをしたのですが、

「その名の物は知らない」というのが回答だった

とか。

 

迷宮のドアを開けてもそこには何も在らず、ただ

ドアの数だけが増えて行き、謎は益々深まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:07 * - * - * - -

夏色

独特の素材感とカラーで魅せる、ベークライト製の

サフィレット色のバングル。

 

ベースは小豆色なのに、光が差し込むと、湧き出る

様な、美しいネオンブルーが立ち上がり、何度

見てもドキッとします。

 

このワクワク感がたまらない、カラーチェンジが

サフィレットに惹かれる理由の一つと思います。

 

夏の日差しを思わせる、ここ数日の東京。

 

最早昼間はスプリングコートすら不要な程の気温。

 

露出した腕に、今年もこうした大型バングルが

活躍しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:35 * - * - * - -

1歩

〜お知らせ〜 21日、22日は定休となります。

 

色もさることながら、メーカーも謎とされるサフィレット。

 

今回のコラボレーションでは偶然が重なり、ぼんやりと

「ここがメーカーだったのでは?」という当時の資料が

見つかりました。

 

残念ながら社名が無いので、そこを始めに辿る旅が

また始まりそう。

 

何だか自分が、ロードムービーの主人公になった様な

気分です。

 

次の停車駅は何所になるでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 09:20 * - * - * - -

MERCERIE

アクセサリーよりも、ずっとずっと古い歴史を持つ、

服飾用のボタンやバックル。

 

サフィレットガラスが誕生したと言われる、チェコスロ

バキア、ヤブロネッツ・ナド・ニソウの街も、元々は

ボタン等の服飾に使われるパーツの生産場所として、

発展した歴史を持ちます。

森に囲まれた小さな街は、16世紀にはガラス製造が始まり、18世紀後半になるとボタン造りが盛んになり始め、19世紀から20世紀初頭にはボタンフィーバーとまで呼ばれる程、大量生産されます。

 

そんな街で誕生したサフィレットガラスも、当然ながらボタンやバックルに使われたでしょう。

 

そういう意味で、最も古いサフィレットの品を見たい時は、ボタンやバックルに出逢いを求めた方が良い場合もあります。

 

先週まで開催のSAPHIRET  à la modeでも、そうした服飾雑貨を飾る箇所もありましたが、ブローチやイヤリングなどと違い、装身具に

して使うには加工を必要とする為、眺めても入手を

控える方が多かった様な気がします。

 

でも後でジワ〜ッと湧いてくるのか、終了後のお問い

合わせがポチポチと…。

 

画像一番下の小さなバックルも、セッティングの感じ

から、かなり古い時代の頃のもの。

 

「自宅に戻ってからもやはり気になる」…という方から

問い合わせを受け、北の街へ旅立つ事になりました。

 

飾って楽しむも、リボン等を通して装身具で楽しむも

良し、お気に召すまま…です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 09:32 * - * - * - -

終わりました

〜お知らせ〜 7日、8日は定休となります。

 

早いモノで2週間は風の如く…。

 

ぎゅ〜っと詰め込んだSAPHIRET  à la mode。

 

ご来店頂いた皆様には、お楽しみ頂けたでしょうか?

 

初めての完全予約制による入店…の割にはリマインダー

無し等の、不備な部分が多くありましたが、それは次回

への課題に繋げたいと思います。

 

噂の的になってはいるものの、実物をご覧になった事が

無い方や、時代に合わせて成長をした、様々な形や、

デザインバリエーション。

 

まとめてみる機会は、少ないかもしれません。

 

品物達は、それぞれに新オーナー様の元へと旅立ち

ますが、楽しんだ想い出は心の奥に留まって、永遠に

燃え続ける聖火の様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:17 * - * - * - -

サフィレットという名の海

終わりが近づく『SAPHIRET  à la mode』。

 

テーマは『サフィレットの海に浸る…』でした。

 

多くの方がご来店、プカプカとその色の海に浮かんで

漂ってくれました。

 

それぞれにお楽しみ頂けたでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 10:14 * - * - * - -

あと2日

皆様と、楽しく歓談した展覧会も、残すところあと2日。

 

視点は違えど、あらためてファンの多さに驚く日々です。

 

気付けば店の隣には、3年もの工事に及んだ東京メトロ、

神楽坂駅の新出口1b が出来、当店入り口まで完全

バリアフリーでご来店できるという便利さに。

 

是非こちらの駅からのアプローチをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 10:04 * - * - * - -

Filigree

チェコスロバキアの山森に囲まれた、ガラスの街で誕生した

サフィレット。

 

同時にフィリグリーと呼ばれる、真鍮製の線状細工も忘れる

ワケにはいきません。

 

スタンプと呼ばれる鉄製抜き型を使って造られるそれらは、

細く華奢で、まるでレースそのもの。

 

その細い糸の様な金属の上にセットされたサフィレット。

 

大きさの割に軽く、掌に乗せても、殆ど重さは感じません。

 

当時は生地に銀色や粉が吹いた様な金色メッキなどが

乗せられ、さらに着色が施された物が多かった様ですが、

今は多くがはく離して、生地の真鍮がむき出して、渋い

古び色が殆どです。

 

まぁそれはそれで雰囲気は感じますが、出来たてはもっと

艶やかな色だったのかと思うと、一粒で二度三度楽しめて

いる感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:18 * - * - * - -
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