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装いとコーディネート

〜お知らせ〜4日、5日は定休となります。

 

当店で購入して頂いたモノを、素敵に着けてご来店

頂くのを見るのは、何にも勝る喜び。

 

皆様素敵に取り込んで、この仕事をやっていて、

良かったと思える瞬間です。

 

グレイヘアの為の新たな撮影で、打ち合わせして

いたスタイリストさんとの会話で、コーディネートに

自分で着てのアレンジ研究と聞き、一寸驚きました。

そういえばたまにアレンジや着け方が解らないという意見を聞くのですが、それに一番役立つのは、実は等身大のマネキン。

 

確かに場所は取るし、一般の方がマネキンを持つというのは贅沢な事かも…と思うのですが、あえてそこは乗り越えて頂き、一寸贅沢かもしれませんが、一台お持ちになると、あらゆるコーディネートの研究が出来、なかなか役に立ちます。

 

大抵のマネキンはヤフオクなどで中古で格安に入手が可能。

 

特に服とアクセサリーの関係は、平面のハンガーでは解り辛く、実際の

ボディに飾ると、バランスや位置の上下等、思わぬ

新たな効果も知る事が出来ます。

 

今週は年内ラストの買い付けで、久々に欧州へ。

 

いよいよ駆け足度が強くなる11月です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 12:06 * - * - * - -

summer ケープ

およそ今は見かけなくなった、ケープはフランス製の

1920年頃の品。

一見薄手ですが綿ローン製なので、冷房除けなど一寸肌寒い時の羽織ものとしては、とっても優秀尚且つ便利。

 

見せたくない二の腕辺りも、しっかりカバー(笑)。

 

フロントには4つのホールが在り、そこにリボンを通して結び留めるという、エレガントな造りに目を奪われます。

 

よく見ると、ケープ下段の両方には、更なる『穴』が2つずつ。

実はここにもリボンを通して結ぶと、今度はそこが腕が通せる『袖』となる、優れもの。

 

夏の日の午後、こんなケープを被って、白いパラソルを掲げてお散歩など…。

まだまだ女性達が嫋やかで、ファッションがフェミニンそのもの…というより、どう造れば女性たちが優美に見えるかを知っていた時代の衣。

 

ダウントンアビーの時代の名残のモノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:47 * - * - * - -

グレイヘアへの転身

『グレイヘアという選択』の本が出たからか、このところ

髪を染める事を止め、グレイヘアを選んだ方のご来店が

増えています。

 

染めない選択を選んだ方は、何時も自然体。

 

元々個性的なファッションを好み、世間の流行や、人の

意見に左右されない、自分のスタイルが確立していて、

『老化』というマイナーな現実をもサラリと受け入れ、

楽しんでいます。

 

一人でも楽しく、数人でも楽しく、事毎に正面から向かい

合って、気取らず謙虚に、その時々の逢瀬を楽しんで

いる様に思います。

 

髪色がグレイになる事で、似合う色やスタイルが変わっ

て来る事は事実。

 

もしかしたら、それは精神面に影響を与える事かもしれ

ませんが、変化への現実を、次に向かうシーンに恐れず

軽やかに移動する諸先輩お客様の生き方に、今まで

見えなかった物が見え始めた様に、見習う所が多いと

思う日々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:25 * - * - * - -

ジャンヌ・ランヴァン

庭園美術館で開催されている、二つの企画展の内の一つ

『アールデコリヴァイヴァル』の中、展示されていた当時の

ファッション画。

 

既にクチュリエールと成したジャンヌ・ランヴァンによる

ソワレです。

 

13歳で帽子屋に働きに出、1888年には独立して自分の

店を、1890年には子供服を合わせた洋装店へと転身。

 

その後は世界的ブランドへと躍進の一途を遂げます。

 

シャネルが同様に帽子店を開店させるより、先んじる事

20年。

 

もしかすると、シャネルもランヴァンの店を見て「これなら

私も独立が可能かも!」と思ったかもしれません。

 

ジャンヌ・ランヴァンは、職人あがりゆえか、情熱はドレス

作りにのみ注がれ、シャネルの様な女性の生き方その

ものを革新させる様な提案をしたわけではありませんが、

多くのシルエット、多くの複雑な色彩を生み出しています。

 

またコスチュームジュエリーにおいても、シャネルとは

違うハンドメイドを屈指した豪華で美しい品を提案して

いますが、概ねサインが無い為、これが『ランバン』と

解る物が少ないのが事情です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 08:43 * - * - * - -

シャネルの言葉

パリで見つけた、真紅のスカーフはシャネル。

 

真っ赤をベースに、シャネルスーツと彼女の代表とも言える

バッグのマトラッセ、ビジューファンテージをまとった、

シャネルらしき人物のシルエットが表現されています。

 

顔回りにこの赤を巻くだけで、華やぎが増します。

誰よりも時代を先読みして、多くの斬新なスタイルを造り上げた、やはり彼女を越す創造家と事業家は、存在しない様に思います。

 

そんな彼女の残した多くの言葉の中、特に好きな物は「出掛ける前に何か一つ装いから外しなさい。そうすればあなたの美しさは完璧になる」というもの。

 

装いの為に多くを生み出したのに、人に見せる前に外せ

というこの不可思議なロジック。

 

でも彼女らしい、一つの永遠ルールのファッション哲学。

 

そしてそんな言葉を堂々と言い放つからこそ、逆に

愛されているのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:45 * - * - * - -

ピンクの色はじめ

昨秋から、寒くなって来ているのに、なぜかあらゆるメーカーが

出した色はピンク。

 

それも初夏に出すような、鮮やかなピンク色が、晩秋の色が

無くなる季節が進むほど店頭に出てきて、街をピンクに染める

かの様な気がしました。

 

写真は昨夏から開催のパリの装飾美術館で展覧されている

クリスチャン・ディオール展の中で飾られていた、鮮やかな

ピンクのローブ。

 

フーシャと呼ばれる濃いピンクから、ロゼと呼ぶ柔らかで乙女

チックなピンク色の薔薇がプリントされた、とてもディオール

らしいラインの素晴らしいドレスは、戦争が終了して、徐々に

活気を戻すフランスのオートクチュールの世界で、待ちに待た

れたフランスそのもの…といった風情を感じました。

 

でも今回、街で見るピンクたちは、どちらかというとフランスで

見る凝ったピンクとは違う、どちらかといえば絵の具のピンク

チューブをそのままパレットに置いた様な、昔見たアニメや

コミックの中に見るような単純ピンク。

 

同じピンクであっても、多くの色の集合体であるカラーゆえ、

何かが1mg違うことで、出される色が違うという感じ方になる

ような気がします。

 

さてこのピンクの、行く末は如何に???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 14:48 * - * - * - -

イヤリング@paris

海外に行くと、人々の装身具につい目が行く習慣があって

気が付くと後を追ってしまっている、最早ストーカーな

旅先の店長。

 

特にフランスの女性達は、化粧っ気の無い人でも、必ず

イヤリング(ピアス)は着ける習慣があるところから、

相当オシャレには心配りをしている民族と鑑みます。

 

この日もバス停で出会った、おばあちゃまに目が釘付け。

 

同じバスに乗り合わせたので、やや後方に座り、カメラを

向けてしまいました。

 

グレイヘアーを綺麗に結い上げ、耳元には鮮やかな

ブルーカラーのイヤリング。

 

原色を顔の近くに置くことで、見る側はそこに目が捉え

られ、顔ごとの記憶が鮮明になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:43 * - * - * - -

秋のテーマ

いつも店頭にはドレスを飾るため、テーマに沿った服を探すの

ですが、秋のテーマが未定ゆえに迷っていた所、ついさっき

ピンと来る素敵なワンピースと出逢い、閃きました。

 

黒地のジャージ製のトップに、スカート部分にはカラフルな

幾何学模様が入ったロングワンピースは、日本では知られて

いない、小さなブランドの1970年代辺りのもの。

 

一寸短い袖丈やスタンドカラー、そして北欧のファブリックの

様な色使い…。

 

いかにもこの時代らしい感覚ですが、今も新鮮に感じます。

 

プレタポルテでしょうが、まだまだ丁寧な造りをしていた

時代のもの。

 

マネキンに着せて飾るのが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:10 * - * - * - -

オマージュあるいは進行形

昨年日本のテレビで放映された、フランス製作ドキュメント、

シャネル対スキャパレリ。

 

シンプルな中に機能性を取り込んだ、現代の装いの基礎を

創った、たたき上げココ・シャネルと、多くの芸術家との

間で創造性を膨らませ、服作りに昇華させた、イタリア

出身のエルザ・スキャパレリ。

 

閉じてしまったメゾン故に(最近復活しましたが)研究が遅れ

がちなスキャパレリですが、フランスよりも、戦火を逃れて

数年暮らしたアメリカでの方が高評価のような気がします。

 

写真右はそんなスキャパレリが1938年に出した、サルの毛で

使ったシューズ作品、そして左はそれからインスパイア(啓発)

されたカツラドレス。

 

インスパイアからインスパイア。

 

ファスト系が席巻した時代も過ぎて、次の新しい『何か』が

登場してくるのをじっと待っているのが、今のファッション

業界なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一寸珍しい1930年代のスキャパレリによる鞄型ブローチで欧州製。こちらも最近出た資料により、ようやくスキャパレリの作品と分かったところ。眠れる作品はまだまだ見つかるかも!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 09:38 * - * - * - -

絶対ルールなネックレス

アメリカ、ヴォーグ誌の伝説エディター、アナ・ウィンター。

 

彼女の着けるネックレスで、何時かブログを…と思っていて

いつの間にやら時間だけが経過。

 

絶対に黒色は着ないという、シャネルが聞いたら激怒しそう

な彼女のファッションは、いつもカラフルな色やプリント使い

のフェミニンなもの。

 

そんなカラフルプリントに負けていない装身具の装いは、

リヴィエールチョーカーの重ね着け。

 

彼女はそれこそ色違いで何十色と持っていて、それを

服の色とコーディネートしながら、必ず3本使いという

絶対ルールで、着け替えます。

 

人間は歳を重ねると、首回りにはどうしても年齢を感じ

させるものがありますが、このネックレスの使い方だと

レフ板の効果が生まれ、見事に払拭。

 

クリスタルを使い、シルバーや細い枠のセッティングで

リンクするこのタイプは、裏にミラーが無い方がナチュ

ラルに見えるので、ミラー貼りの在るラインストーンでは

少々輝き過剰。

 

足したり引いたりして、バランス具合を見ながら着けて

いるであろうウィンター女史の姿が想像出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Fasion * 13:03 * - * - * - -
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