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役どころ

映画ダウントンアビ―。

 

ドラマは勿論、映画を観た方も、おそらく一番

オイシイ役を演じたのは、マギー・スミスの伯爵

夫人と思った事でしょう。

 

伝統を重んじながら、最先端の考え方も受け入れる

という、柔軟な性格のグラン・ダームを見事に演じ

切っていました。

 

映画を観てから、さらには昔のシリーズも再度見て、

とうとう懐かしくなったのか、来週から店長は

イギリスに向かう事となりました。

 

お店は1月26日(日)から2月3日(月)迄

お休みを頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 13:50 * - * - * - -

Downton the movie

週末、ようやく観た映画、ダウントンアビー。

 

字幕版と吹き替え版が在るのですが、店長的には

ドラマをずっと日本語で見ていたので、愛着の

ある声優の声で聞きたいことと、イギリス英語

表現は、裏に別の意味が隠れていたり、把握を

する事が難しいので、安心の日本語にて、画面に

集中するには吹き替え版で観る方が良いかもしれ

ません。

 

これから映画を見る方も多いでしょうから、ストー

リー内容は控えますが、展開は盛り盛りのお得な

パック。

 

貴族世界が終わりを迎える頃の話では、映画の世界

ではルキノ・ヴィスコンティの山猫を思い出しま

した。

どちらの映画も、最後には絢爛の大舞踏会のシーンが。

 

個人的にはヴィスコンティの山猫の方が、主演のサリーナ公爵役のバート・ランカスターのワルツが、余程訓練を積んだのか、素晴らしかったので軍配が上がります。

 

豪華なお屋敷の豪華な舞踏会の間で踊られる美しいシーン。

 

おそらくダウントンアビーは、この映画で本当に本当の最後となり、続編は製作されないでしょう。

 

ゆえに、可能ならば映画館の大きな画面で楽しむことを

お勧めします。

ワルツの名手のサリーナ侯爵。優雅に踊る二人を見つめる群衆、侯爵夫人の眼差しが興味深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 13:03 * - * - * - -

ダウントン開始

お好きな方なら、待ちわびていたであろう映画版『ダウントン

アビ―』。

 

いよいよ本日から封切りということ。

 

キャリアの長い多くの役者の層が厚いイギリスですが、

グランサム伯爵が、実は少し昔の映画『ノッティングヒルの

恋人』で、ヒュー・グランドの友人役、冴えないダメンズ役で

出ていたなぁ…とか。

 

先代伯爵夫人のマギー・スミスは、ハリポタのホグワーツの

先生役より楽しそうに、しかも一番衣装に力を入れて貰って

いて、やはり一番美味しい所を持って行っているなぁとか。

 

下僕のトーマスの良い人への改心は止めてほしいとか…。

 

シリーズ通して見ていたファンへのフォローもそこそこに、

初めて見る方にも判る様に構成とか。

 

ジュリアン・フェロウズの拘り抜いた当時のスタイルを見る

のが、店長的には一番の楽しみです。

 

 

Jellicour * Cinema * 09:53 * - * - * - -

Downton abbey the movie !

長く噂だけが先行し、撮っているんだかポシャったんだか

皆目不明だった、人気イギリスドラマ『ダウントンアビ―』

の映画バージョン。

 

早くしないと、そこそこご高齢の伯爵夫人役、マギー・

スミスや執事カーソン役のジム・カーターの出演も危惧

なるかも…と心配していたら、どうやら粛々と進行して、

そろそろクランクアップの模様。

 

新しい脚本を書きおろし、ネタはどうやらダウントンに

国王夫妻が訪れるというハプニングを中心に、繰り広げ

られる模様。

脚本は勿論、ドラマも手掛けたジュリアン・フェロウズ。

 

この人の作品(ゴスフォードパーク等)の面白さは、

ドラマの流れではなく、細部まで再現されている当時の

マナーや様相。

 

細かいディテールに懲りすぎて、実はお話はどうでもいい

感じに仕上がっているのは、難点なのか、個性なのか…。

新作映画のポスターも公開され、どうやらメアリーと思しき女性が纏う、The Art Decoなジュエリーにも目が釘付け。

 

ドラマシリーズがテレビ放映されている頃、店長は『どんだけ』このドラマをネタに、販売を助けられたものか…。

 

日本公開も未だ未定なのに、既に気持ちは柳の下のドジョウをカウントする体制です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 12:05 * - * - * - -

二人の女王

単館ロードショーになったものの、ようやく行けた映画

『二人の女王』(原題Mery Queen of Scots)。

 

16世紀、混沌とする欧州の中、長く国を離れていた

女王メアリーが、滞在先のフランスから、故国スコット

ランドに戻って、統治を始める所から始まる史実に元

づいた内容です。

 

何度も映画やドラマになっても、未だドラマが造られる

ほどに、ドラマチックなメアリーの人生。

 

生まれたと同時にスコットランドの女王になり、暗殺の

危惧から6歳でフランスに逃げ、人生の前半をフランス

で過ごし教育された事で、感覚的には、ほぼフランス

人で、そのままフランス王太子と結婚したことで、

一時期はフランスの王妃になったものの、世継ぎが

無いまま王が早逝した為、故国へ帰らざるを得ず。

 

優雅で華やかなフランス王宮から、風が吹く荒れた

大地と山々だけの北の地の、体育会系男性社会に

入り込まなければならなかったメアリーは、見た目

とは裏腹に、男性以上に男性的に君主としての

威厳を示さなければならず、さぞやサバイバルな

日常であったであろうと思われます。

そして、驚くのは300年以上経った今でも、なお新しい

史実が出て来ること。

 

映画ではその史実に沿ったストーリー展開もあり、

「え、え、え〜!」な部分も。

 

子孫を作る事で、故国に根ざそうと画策し、失脚した

メアリーと、子孫を残さない事で君臨し、自らを守り

抜いたエリザベス。

 

従姉妹同士という皮肉な立場から、国の存続という

重い重責が無かったら、さぞや仲の良い同志となれ

たであろう二人の立場の違いが、最後の密会の

シーンに盛り上げられます。

 

パワハラ全開、権謀術数、利益獲得主義のごっつい

オッサン達に囲まれた中、見た目は繊細、精神筋肉

はマッチョなファッションセンス抜群のスコットランド、

イングランド女王を、シアーシャ・ローナンと、

マーゴット・ロビーが、見事に演じますが、時代物

ならではの衣装に注目も。

 

衣装担当のアレクサンドラ・バーンが『エリザベス』、

『エリザベス ゴールデンエイジ』で培った史実に

基づいた製作の中に、現代風を上手く入れ込み、

耳飾りを左右違う物を着けたり、特に装身具の

装いに惹かれる所が多々あったのは、収穫かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 09:37 * - * - * - -

ヴィクトリア女王 最後の秘密

ひっそりとさり気なく、またもヴィクトリア女王が

主演の映画が日本に到着していました。

 

誘われるまま、何の予備知識も無く鑑賞した店長。

 

映画からテレビドラマと、折に触れて浮上する

かつての英国君主、ヴィクトリア女王の、映画では

最愛のパートナー(アルバート公)その後信頼して

いた、従僕ジョン・ブラウンも亡くし、孤独のまま

数十年という最晩年の頃。

 

大英帝国象徴で在り続けなければならない、孤独な

ヴィクトリア女王を演るのは、これで2度目となる

ジュディ・ディンチ。

 

007でスパイ組織MI6の局長M役から、引き離された

子供を探す老女という性格俳優の演技まで、幅広く

こなすマダム・ディンチ含め、ヘレン・ミレン、

マギー・スミス…イギリスの(熟)女優のパワーは

圧倒するものがあり、年齢を遥かに超えて、人間と

しての強烈な存在を感じます。

 

大国の君主と、その植民地でもあったインドからの

従者との、心温まる、そして一寸悲しいエピソードは

史実であり、それも2010年に見つかった、その従者の

日記から解った事とか。

 

主演から脇役達の達者な演技で、暗くならず、楽しめる

内容に仕上がっていますが、出来れば英国の歴史を

もっと勉強してから観た方が良かったかも…。

 

ジュディ・デンチがまとうホニトンレースが、美しい

レフ版効果を魅せています。

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 13:15 * - * - * - -

Rock you

お正月の三が日、やっと『ボヘミアン ラプソディ』を観に。

Queenという伝説のバンド誕生と、ボーカルのフレディ・

マーキュリーの魂の成長を描いた2時間少々は飽きさせず、

世界中の人々が映画館に押しかけているのも判る内容です。

 

この映画を語るには、余りにもこのバンドには知識を持た

ない店長ですか、Queenと関わりがある映画で忘れられ

ない一つに、2001年に撮られた『A Knights Tale』が

あります。

 

直訳すれば『騎士物語』ですが、邦題は『Rock you』。

 

日本人のQueen好きを象徴するかの様なタイトルなのは、

劇中でQueenの唄が効果的に使われているから。

 

中世のイングランド王国、未だイギリスにはエリザベス

1世も誕生する遥か前、騎士道精神とマッチョな男の、

ともすれば荒れた世界が混同する時代が舞台で、騎士に

なるには馬上槍試合で勝たなくてはならじ…という事で

平民の男が貴族に扮し槍試合に挑む、不屈のストーリー。

 

冒頭、槍試合の場で観客に熱唱されるのが、Queenの

『We will Rock You』(中世の時代にこの唄が熱唱されるかを

問うかは野暮)。

 

まさに成長過程でのみ見せる人間の、Rock様な感覚を

呼び起こす如くの始まりに「あ…これ、タダものじゃ

ない映画かも」と直感を感じ、その感は大当たり。

主演は28歳で急逝したものの、溢れる才能を魅せた

ヒース・レジャーのハリウッドデビュー作。

 

また多くの個性的演技派俳優を周りに固め、中でも

英国詩の父と謳われるジェフリー・チョーサー

(ポール・ベタニー)が槍試合の始まりの舞台で

試合に挑む騎士達の口上の巧みさに「当時は正に

こんな感じだったろうな…」と思わせる程。

 

ストーリーの良さとアクション、伴う効果的な

音楽と終りまで飽きさせないテンポの良さ…。

 

全てが合わさって、最後まで楽しんで見れる佳作

映画でもあります。

 

映画『ボヘミアンラプソディ』を見て熱くなった後、

鑑賞頂けると、リラックス出来る事ウケアイです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 12:46 * - * - * - -

メアリーオブスコットランド

アメリカドラマでそこそこ流行が盛り返したからなのか、スコットランドステュアート朝、王座を取り合ったスコットランドの女王メアリーと、イギリスの女王エリザベスのタッグが組んでの新作コスチューム映画『メアリー・オブ・スコッツ』が製作途上と、ロンドンの友人から連絡が。

 

監督はこの作品が監督デビューとなる舞台演出家でもある、ジョージ―・ローク。

 

多くは男性監督で撮影されてきた歴史ドラマですが、女性が監督することで、どう映像的に変わるかが、期待しどころ。

 

予告編を見る限り、一寸だけ現代風アレンジも見られ

忠実ではない表現処に期待ワクワク。

生まれて直ぐスコットランドの世継ぎの運命を背負わ

された事で、常に暗殺の危険が共にあり、幼少期に

フランスに逃れ、フランス皇太子と結婚して、一瞬

だけフランス王妃。

 

でもフランス王が死亡し18歳で未亡人。

 

世継ぎが居らずという事で、ほぼ記憶の無い故郷

スコットランドに戻り、そこで改めてスコットランドの

女王として統治。

 

政敵も多い中、フランス流優雅な魅力と何カ国語も

操れる語学力等、才媛さは人智を超えつつ、再婚

出産、旦那の死亡(暗殺?)再々婚、イギリスに

宣戦布告、敗戦して幽閉、死刑という目まぐるしい

人生を送らざるを得なかったメアリーは、いわば

題材としては、格好の存在。

 

多くの映画やテレビドラマが製作され、史実に忠実

なものから???まで多々。

 

衣装は特徴でもある、エリマキトカゲの様なレースの

スタンドカラーですが、ジュエリーは優雅で華やか、

クラシック感満載。

 

特に当時のベストドレッサーでもあったメアリーの

好んだ装いは、材質は最高でデザインはシンプル

というシックさ。

 

この映画でも、どう魅せてくれるか一寸期待。

 

…で、いつ日本に来るのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 09:33 * - * - * - -

ショウビズ

およそ買い付けの最中はテレビは点けていても、見る時間は

無く、単なるBGM.。

 

ようやく最終日、荷物の整理も終わった故に、ゆっくり

テレビを見ようと回したら、丁度今開催中のトロント国際

映画祭の風景が。

 

話題はこの初夏にアメリカで封切られたレディガガ主演の

映画『スター誕生』が中心。

監督と相手役は、俳優からこのたび監督にも挑戦の

ブラッドリー・クーパー。

 

映画自体は、これが三度目のリメイクものゆえ、内容は

知られているでしょうから、見所はやはり圧巻のガガ様

のパワフルヴォイス。

 

既に頂点の歌姫ガガと、ダメンズ役が得意のクーパー

のダメ男ぶり役(でも監督)…という、異色の組み合わ

せが良いのか?

 

日本ではチョイ先、12月に封切りみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 00:09 * - * - * - -

ファントム・スレッド

couture繋がりで思い出した、新作映画。

 

欧州では昨年夏に封切りされ、ようやく1年近くかかって日本で

封切りされるのが、俳優ダニエル・デイ・ルイスの引退記念

映画『ファントム・スレッド』。

 

美形男優があえて引退と銘打つのが面白い所。

 

1950年代のイギリスが舞台で、完璧さを求める仕立て屋と、

そのミューズになった女性のお話です。

究極のドレスを仕立てる事が出来るのに、人間的にどこか

欠けた側面を持つ男と偶然出会い、恋に落ちる女性。

 

愛の始まりと共に、喜びに満ちた美しいドレスが出来上が

っていく過程で生じ始める、すれ違いの始まり。

 

先行で映画を拝見した店長。

 

これがオートクチュールの本場、フランスが舞台だったら、

全く違う展開になるのでしょうが、舞台はあくまでもイギリス

で、主人公もイギリス人の仕立て屋(クチュリエでは無く)

というところに、ギャップと面白さが在る様に思いました。

 

あ…、これ以上はネタばれになるので、ご興味ある方は

是非映画館に参じ、アカデミー衣装賞を受賞した、華麗

なるドレス類と共にお楽しみ下さい。

 

 

先日のクチュールに仕立てられたロスレーの房ネックレス、

お陰さまで売約となりましたが、資料によるとロスレーは

当初は素材のみを生産しているアトリエでしたが、戦後は

フランスのオートクチュールメゾンの為に製品も造っても

いたそう。

 

背景の写真は、ロスレーのパールネックレスを着けた、

まるでギリシャ時代の衣の様な、マギー・ルフによるローブ。

 

生み出すには、多くの時間と手間を伴った事でしょう。

 

愛もドレスも装身具も、決して一日にして成らず!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 09:54 * - * - * - -
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