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軽やかな休日

〜お知らせ〜 29日、30日は定休となります。

 

 

世間は新型コロナウィルス騒ぎで自粛モード。

 

そして今日東京のお天気は大荒れの、ほぼ吹雪。

 

テレビは消して、ラジオかベスト。

 

静かなクラシック音楽に耳を傾けつつ、在宅に

勤しみます。

 

弦楽器による音楽が、特に心を穏やかにする様で

ヨーヨー・マかミッシャ・マイスキー。

 

雪を横目に眺めつつの週末です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:54 * - * - * - -

フレンチ・クリムゾン

画像はフランス製、シルバーに深紅色のペーストが

セットされたブローチで、柄はおそらくジャルディ

ネッティと呼ばれる花柄で、古い装身具には最も多く

見られる柄です、。

 

クリムゾンの語源は、天然色素の赤色を持つケルメス

色素から取られた名称で、古くから食べ物、化粧品、

絵の具等に用いられた、聖書にも登場する歴史ある

天然色素。

 

この鮮やかな魅力のある色、故に当然高価でも

あった色は赤い色の服を着る事は、貴族階級にしか

許されないものでもありました。

 

フランスはシルバー&ペーストを最も早く商業的に

成功させた歴史を持つので、その試行錯誤があった

ことは、容易に想像できますが、最初にルビーの様な

赤いガラスを成功させたのはドイツ。

 

それを早々に取り入れて、こうした装身具を造り出し

たのでしょうか。

 

『赤』は『美しい』の同義語で、美しい赤色はヴィー

ナスの血の色とも例えられていますから、人気が

高かったことも想像出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:07 * - * - * - -

虎の目の石

一見地味に思われる、タイガーズ・アイは、古代

においては誰もが欲しがったパワーストーンの

一つ。

 

頭脳がクリアになり、これから戦いに出るローマン

ソルジャーは体のどこかに、必ず身に着けていた

というもので、現代では、プレゼンテーションに

向かう等新たな挑戦や、旅に向かう時などに身に

着けると良い石と言われています。

 

ヒーリングストーンと呼ぶカテゴリーでは、

こうした地味な石、パッと見は冴えない印象の

石の方が、絶大なパワーを発揮することの方が

多い様に思います。

 

そんなタイガーズアイを使った装身具も、洒落た

デザインとなると、アンティーク、ヴィンテージ

カテゴリーの方に軍配が挙がるかも。

 

大粒半珠の石の周囲にダイヤモンドを取り巻いた

ブローチは、組み合わせとしては現代では使わない

一つですが、ブリリアントカットではなく、ラフ

カットダイヤを使う事で地味演出に使っていたり、

銀細工のイヤリングは、銀に金張りすることで、

タイガーズアイの石色に合わせています。

Jellicour * Antiques * 12:43 * - * - * - -

石の中の貴方の庭

古い装身具の中に、どうしたらこういうデザインを

思い付くのだろうと、つくづく見惚れてしまう事が

あります。

 

滞在最終日、遠くから呼ばれる様に出逢った大粒の

ペンダントの碧の石の正体は…エメラルド。

 

ウズラの卵程はあるでしょうか。

 

宝石と呼ぶには、あまりにも未熟な印象ですが、

まるでパワーみなぎる大地の一部を切り取った様な、

素朴でありながら底力を感じ、思わず掌の上で

その力を確かめる様に転がして、次の瞬間には、

もう誰にも触らせまいと、しっかり握りしめている

自分が居ました。

 

時代は19世紀中〜後半のオーストリア・ハンガリー

二重帝国の頃のモノということ。

 

ルネサンス時代のジュエリーの様な、一寸稚拙で

素朴なオーストリア・ハンガリースタイルの中でも

珍しい石に特化したこれは、おそらく最初に石が

発見され、職人が熟考の末にホールを開け、ダイヤ

モンドをセットした銀細工のバチカンで、包む様に

セットしたと想像します。

 

上下ひっくり返すと、花の萼(がく)の様にも

見えて、エメラルドは、今にもフワリと固い蕾を

ほころばせる様。

 

エメラルドの特徴として、内包物の多さが挙げられ

ますが、それをフランスでは「ジャルダン(庭)」と

呼びます。

 

太古から、粛々と大地の全てを内包しながら成長して

来た、小さな『庭』のウズラの卵のエメラルドは、

きっと持ち主の心を、庭の様に潤してくれることを

願ってやみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:52 * - * - * - -

緑の始まり

とうとう今日と明日で、2月も終わり。

 

この冬は暖冬だったため、おそらく3月に入ったら

直ぐに新芽が顔を見せ、あっという間に桜の時期

となるでしょう。

 

緑のボックスに鎮座する、緑の瑪瑙のブローチは

先日の買い付けで、出逢った品の一つ。

 

コクのある深い緑は、平和を象徴する色。

 

新しい緑と共に、冬とウィルスも去って頂きたい

モノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:24 * - * - * - -

目は口ほどに…

画像は、瑪瑙で出来た通称『Evil Eyes』と呼ばれる

ペンダント。

 

国によっては牡牛やヤギの目になったりしますが、

要は『眼差し(目玉)』で悪い物を跳ね除けよう

とする、どの国にも存在するであろう民間伝承的

スタイルで、その起源を辿ると、青銅器時代の

バビロニア(紀元前2000年)頃から始まるそう

です。

 

その年代年代において、多くのスタイルを生み

出しながら現代までも生き続ける『目』ですが、

この品は19世紀中頃、ヴィクトリアンですから、

当時スタイルである、金の枠に入れられて、

いかにもジュエリーな感じに造られています。

 

裏面にはうっすらと、製作されたんrン代1865年

という文字が筆記体で描かれていて、1864年に

いったいこの持ち主は、何から身を守りたかった

のか、想像の翼が広がります。

 

あいにく日本ではこの手のモノで形になった品を

見る事はありませんが『目には目を』とか『目は

口ほどにモノを言い』等々…言葉では残されて

いる所から、考えは同様と思われます。

 

決して鳥避け用ではありませんので、アシカラズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:15 * - * - * - -

ときめく銀

ヴィクトリアンからアールデコまで…数多揃った

銀のボリュームネックレス達は、その時代時代の

技法で、軽かったり、重かったりと表情デザイン

含めて本当に豊かなバリエーションが揃います。

 

時代が経つという事で、「年齢が過ぎるに従って

金より銀の方が似合う様になってきた」…という

のも、最近良く聞かれる事実。

 

現代では決して見る事がない、これら銀の装身具。

 

やはり装身具の歴史が完成された欧州、中東等に

逸品を見ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 15:16 * - * - * - -

二つのペースト

〜お知らせ〜本日夜8時に、この度の買い付けから

厳選した新着品を更新致します。ご購入受け付け

1時間後の夜9時からとなります。

 

双子の様な極小サイズのペーストのブローチと

ペンダントと、イギリスの北と南の街で出逢い

ました。

 

同じ場所で造られて、100年経って今また

日本で再会したというストーリーは、出来過ぎ

でしょうか。

 

残念乍、どう撮っても美しく写し込む事が困難

なアイテムの為、今夜の更新からは除外。

 

両方ともジョージアンからヴィクトリアンの

カットダウンセッティングで留められていて

裏は半球型に閉じられ、コロリとした丸みが

楽しめます。

 

ダイヤモンドでは無くガラスだけれども、

経年によるくぐもり感が、地中で変化した

ローマングラスの様に、ジュエリーとは

違う、照りと輝きを魅せます。

 

ペーストを眺めていると、まるでモノクロ

写真の様に思えてきます。

 

これもまたアンティークの魅力の一つと、

今更に思わせてくれる出逢いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:40 * - * - * - -

北の国の紫

鮮やかでコクのある紫の中に、煌めきと共に浮かび

上がる様なラヴェンダーとピンクを魅せるシベリア

産出のティアドロップ、アメジスト。

ゴロンと音がしそうな大きさも魅力の一つ。

 

2月の誕生石ですが、色合いの高貴さから、何気に探す方の多い石でもあります。

 

日本から欧州へと向かう飛行機は、飛行時間の大半がロシア上空。

 

何処まで飛んでもツンドラという景色の中、地下にはこうした宝石含むお宝が、まだまだ眠っているのかも…という想像力だけが膨らみます。

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 16:39 * - * - * - -

バタフライウィング

〜お知らせ〜 9日1日は定休となります。

 

滞在中一度も傘を使わなかった、今回も晴れ女店長の

ロンドンの週末。

 

晴れ渡る青空を映した様な、モルフォ蝶のピアスに

出逢ったのは、もうあと数時間で帰国の為に空港へ

向かうという時。

 

驚いたのはその造り。

 

楕円の銀フレームの両面それぞれに、羽が仕込まれて

ガラスの蓋が乗せられていました。

 

ドロップタイプのピアスは耳から中空へと下げ吊る

スタイルゆえ、当然クルクルと向きを変えるでしょうが、

これはどの向きになっても、綺麗に羽が見える様に

設定されていました。

 

それなら1枚の羽をガラスの蓋で両面から挟んで

しまえば良いとも思えますが、そうでは無く、面毎

それぞれに羽を入れて留められているという事は、

手間もその倍かかっているということ。

 

手間や効率を無視して、ただただ美的さを追求した

結果の品物です。

 

こうした職人魂のカタマリの様な品を見つけると、矢も

楯もたまらず、『これ私のモノ!』と握りしめ、持っていた

ディーラーが、「あ、解ってるのね」アイコンタクトをくれた

のが楽しい想い出。

 

ギリギリまで粘って、商品を見過ぎて、もう腰が起き

上がれない程に九の字型のままでしたが、気分は

壮快。

 

このピアスも新着更新にて、紹介の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:27 * - * - * - -
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