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初めてダイヤ

1月も半ばを過ぎて、ようやく落ち着いて通常に

戻った気分です。

 

年初から、お若いお客様がチラホラ。

 

皆さんリクエストがダイヤモンドのリング。

アンティークの物は、座高が低く、金とプラチナとの黄金コンビに3つのダイヤモンドは通称『トリロジー』と呼ばれる物。

 

ダイヤ一つ一つが『過去、現在、未来』を表すリングです。

 

巷でもアンティーク風なるリングが流行る昨今ですが、石留めのスタイルが日本と海外では差がある事が多い為、意外に再現は難しそう。

 

ダイヤモンドは小さいですが、トリロジーの心意気は偉大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:26 * - * - * - -

ロッククリスタル

〜お知らせ〜 12日、13日は定休となります。

 

 

そろそろアンティークと呼べる域に入って来た、20世紀初頭の

イギリス製シルバーとドロップカットのクリスタルイヤリング。

 

見せてくれた友人ディーラーに「これはクリスタルガラス?

それともロッククリスタル?(水晶)」と聞いたら、答えは

「判らないけど…多分ガラス??」でした。

 

でもナチュラルな輝きと、全体のデザインバランスの良さから

己のディーラーとしての『カン』がピクピク。

 

結局仕入れてから日本でソーティングに出したら、答えは

「水晶」とのことでガッツポーズ。

 

アンティークの流通が多い西欧では、鑑定の有無などお構い

無しで、時には想像、時には切望で石に昇格されて出回る

ことも多々。

 

今回はガラスと思っていたら石だったので良いのですが、

逆もまた起こります。

 

「そんな拘りより、この美しいデザインを見てよ!…」と言わん

ばかりの造り込みは流石。

 

細いリボン状のオリジナルバチカンには、極小マルカジット

がセットされ、水晶の透明感とは違う美しさを魅せています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:01 * - * - * - -

ジャンヌ・ダルク

フランスの刻印のある横顔のメダルペンダント。

 

ダブルクロスというロレーヌ地方独特の十字架の中、

浮かび上がる横顔は聖女ジャンヌ・ダルク。

15世紀の中世に神のお告げを聞き、兵士を束ねて危機にあるフランスを救った聖女…となっていますが、利権のみを考えるオッサン領主や貴族に利用され、最後には魔女にまで降格されて火刑に。

 

フランスの不思議な所は、(マリー・アントワネットもそうですが)自分達でこき下ろしておいて、死んだあとに持ち上げるという不可解さ。

 

私がご当人なら「冗談じゃないわよ〜!散々利用して、護るどころか呪ったる!」と怒りたくなるんじゃないかと…(苦笑)

 

 

メダルの裏面は、ジャンヌの紋章も描かれて。

 

フランスを象徴する百合の花と聖女を表す百合の花ダブルに絡めて添えられたメダル。

 

本日1月6日はフランスの東、小さな村で生まれた、農夫の娘であり、フランスを導いた聖女ジャンヌ・ダルクの誕生日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 08:52 * - * - * - -

Bague de petit doigt

年初に考える、今年の流行。


昨年も引き続き人気があった、小指用のリングは

果たして今年も?

 

難しいのは、ただサイズが小さければ良いという

わけでは無く、一番端の指なので、物に当たらず、

座高が低く、関節の無い指ゆえ、スルリと抜けて

落ちない様にされているのも条件。

 

つまりは石が大きなタイプは、ほぼ小指には向き

ません。

 

画像はフランスの18金には必ずホールマークと

して在る、イーグルヘッドが打刻の小指用18金

ダイヤのピンキー。

 

フランス語では『Bague de petit doigt』。

 

ペタンと薄い細長マーキースは華やかな金色で

縦に4つダイヤモンドが飾り留めされて、華や

かさを醸し出し、細いシャンクはV字で一寸

だけボリューム感を演出しています。

冬のモコモコセーターから伸びた手の小指に、チラリと見えるキラキラ感は、たまりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:15 * - * - * - -

いつかの再会の為

この世に生を受けたなら、いつかは訪れる別れ。

 

愛する肉親やペット、友人の為…今年は随分

多くのモーニングジュエリーのリクエストを

お客様から頂いた様に思います。

 

死がもっと身近に存在していた頃。

 

人は生きていた証をジュエリーに封じ込め、

記憶の縁におとす様です。

 

そうしたものが形になると、こうしたロケット式

チャームやリングになったりするのでしょうか。

 

画像は9金製のイギリス製。

 

片面ずつ、それぞれに唐草文様が彫り込まれ、

丁寧な仕事が見られます。

 

フタが開く側には、中央に小さなスペースがあり

そこに仕舞い込まれる、亡き人のイニシャルが

入れられるはずのものと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:16 * - * - * - -

ぎんいろそうしんぐ

そろそろアンティークの域に入る、銀のデザイン

チェーン達。

 

ブレスから、ネックレスサイズまで、その凝った

造り具合は、今の銀製品では決して見られない

モノ達です。

 

単品でするもよし…

ペンダントヘッドを通すもよし…

数本を重ねて見せるもよし…

 

そろそろグレイヘアの髪色に、銀の色がマッチ

して、不思議な繋がりを見せてくれます。

 

古いチェーンは、あらゆる着け方、使い方を

考えているかの様な造りっぷり。

 

なかなかヤルな!…が素直な意見です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:05 * - * - * - -

アメシスト

口の中でトロリととろけそうな薄紫色の印象が

美しい、ヴィクトリアンからエドワーディアン

時代にかけて造られた、アメシストのペンダント

と、細いフレームに閉じ込めて繋げた、ベゼル

セットのソトワール。

 

濃淡の多いアメシストの中で、薄いピンク系の

色はローズ・ドゥ・フランスと、ロマンティック

に呼ばれます。

 

どちらもアメシストという色と水晶独特の輝きの

美しさを、最大限に活かした造り。

 

天然石のベゼルネックレスは、今はなかなか

見かけない為、一寸自分のモノにしたい誘惑に

かられ、悪魔のささやきが耳元に響きます。

 

アメシストは、酔っぱらうの避けられる石という

事ですが、お酒を窘めない店長には無用のモノ。

 

喜んで酔っ払いさんに捧げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 08:26 * - * - * - -

Twin Drop

手前の美しいドロップは、Angel skin coralの大粒の

ペンダントヘッド。

 

おそらくヴィクトリアン後期のもので、付き刺しの

ヘッドには金にダイヤモンドが丁寧にセットされた

物が使われているというお洒落さん。

 

ドロップカットは、形状から削る時のロスが出る為

あまり現代では見る事は無い稀な形。

 

後ろに見えるのは、全く同じカットに同サイズと

思わせる、血赤珊瑚のドロップ…と言いたいところ

ですが、実はロスレーによるパート・ドゥ・ヴェール

のドロップ。

 

マドモアゼル・シャネルは当時恋人だった、ウェスト

ミンスター侯爵から贈られた大粒真珠のロングネック

レスが、あまりにも素晴らし過ぎた為、逆にフェイク

の物をわざわざ造って着けていた所、逆に人気が出て

ファンテージ(コスチュームジュエリー)を作る事を

思いついたとか。

 

本物があってこそのフェイク…

フェイクがあってこその本物…

そんなロジックを感じさせる両出逢いは、まさに

『誠から出た嘘』。

 

あれれ…それとも奥が本物のレッドドロップコーラルで

手前がロスレーのピンクドロップだったかな???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:48 * - * - * - -

宿題リング

何事も無く、本日から営業です。

 

昨日は10時間ぶっ通しで寝たせいか、今朝は

いつも通りの時間に起きて、いつも通りの

日常の始まりを迎えています。

 

買い付けに向かう前は、アドレナリンが

全身にみなぎるのか、眠り浅く興奮状態の

店長ですが、買い付け後は緊張が解ける

のか、いつもヘロヘロ。

 

このギャップは何年たっても変わらずの様。

 

いつも向かう前は、幾つかの宿題(課題?)を

与えられるのですが、今回はシンプルなピンキー

リングという物が在りました。

 

意外に欧州ではその出会いが困難で、まるで

飢えたハイエナの如く、まなこをギラギラ

にしてアンティークというサバンナを

見渡しても、一向に見つからない時も多いの

ですが、今回はプラチナ製という、珍しいプチ

サイズのリングを発見。

八の字型にクロスするプラチナには、ミル打ちと細やかなアールデコ調の様な文様が彫り込まれています。

 

ディーラー曰「マリッジではないけれど、何かの約束をする為のリング」とのこと。

 

恋人同士、二人だけの間に交わされる、大切な気持ちが形になったモノ…と考えます。

 

デザインの性格上、サイズ直しはほぼ不可。

 

嵌る人だけのシンデレラ・リングです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:55 * - * - * - -

ばー・ぶろーち

そろそろブローチが活躍する時期。

 

ここ数日は、ブローチを探しにご来店される方が

増えています。

 

一寸上級者の様にも思えて、敬遠されるが多い、

バー(棒)タイプのブローチ。

 

真横に一文字に着けようとするから難しく思いがちで、

斜めや多数使いする等アレンジすると、楽しく使える

事が多いもの。

 

画像はシルバー製エドワーディアンの頃のアメジストを

使ったものや、一寸アレンジされたアールヌーボーに、

碧のハートシェイプのペーストを使ったデザイン、

メッセージが書かれたモノ等、多種多様。

 

ハイネックのインナーの首元に着けたり、巻物を落ち

着かせる為に留めるのにも、便利にお使い頂ける、

小さなジュエルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:18 * - * - * - -
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