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石の伝説

〜お知らせ〜 20日、21日は定休となります。

 

アメジストはその昔、悪酔いを防ぐという伝説を

持つ、不可思議な信仰があったようです。

 

見つめるだけで、そうならないなんて、一寸

ユニークな考え方。

 

でももしそれが本当なら、見つめるのに叶うのは

何と言ってもリングが一番。

 

鮮やかなヴァイオレットは、煌めきの中で見つめる

人を惹き込んで、たちまち虜にしてくれます。

 

悪酔いは避けれども、石に酔いそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:24 * - * - * - -

赤毛のアンのアメジスト

紫の石の代表、アメジスト(紫水晶)というと、思い出す事。

 

今的に言うなら、パワーストーン?

 

古くはフランスの小説家、アンドレ・ジイドが書いた、古典

名作小説『狭き門』に登場する、アリサのアメジストの

十字架?

 

でも店長的に一番身近は小説『赤毛のアン』でしょうか。

 

そんな折、丁度テレビでも始まったカナダ製作のドラマ

『アンという名の少女』(原題ANNE WITH AN "E")。

 

かつて朝ドラにもなった村岡花子さんによる翻訳が、

早くから入っていた事で、日本の女子にはお馴染みの

少女向け小説最高峰であり、またアニメでご覧になった

方も多いかもしれません。

 

孤児で赤毛でやせっぽちの小さなアンが、持ち前の

前向き精神で、豊かなカナダの自然の中で、周囲の

人々を虜にして成長して行くお話。

 

物語の中で、子供の居ない兄妹の家に引き取られ

養女となったアンが、養母が大切にしていた小さな

ブローチを失くしてしまう嫌疑をかけられる事件が

起きます。

 

そしてその大切なブローチというのが、アメジストで

あったかと。

 

想像力豊かなアンが「おとなしいスミレ達の魂」…と

情緒感たっぷりに表現した石。

 

宝石を見た事も無い幼い少女にとって、それは

ダイヤモンドに匹敵する様な、あらゆる輝きと憧れ

とを閉じ込めた、美しいモノの象徴であった事に

違いないでしょう。

小説の中では、どうやらそれは代々受け継がれた、髪の毛が納められる喪用(モーニング)の為のレースピンの様ですが、故人の遺物を入れられる装飾品という、日本にはおよそ馴染みの無い品は、どうとらえるかが分かれ目のもの。

 

あいにく店長の所には、石のみのタイプしかございませんが…。

 

おあとは想像力で補って!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:08 * - * - * - -

桔梗紫

秋に向けて、集まり出した品達。

 

美しいアメジストがズラリと並んだリヴィエールも

その一つ。

 

鮮やかな紫は目に沁みる程。

 

簡単に見える様でも、天然石を同じ濃さ、色合いを

合わせて揃えるのは、実は結構至難。

 

無数の爪の銀枠に留められた桔梗色は、顔周りを

鮮やかに照らします。

 

傍らの一重の花はトルコキキョウ。

 

紫のトルコキキョウの花言葉は『希望』。

 

コロナ感染も落ち着きを見せ、いつもの賑わう

神楽坂の様相を見せ始めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:28 * - * - * - -

ロング、ロング、ロングネックレス

映画上映後、長らくDVD化されていなかった

イギリスのドラマDOWNTON ABBEY。

 

ようやくこの週明けに発売とか…。

 

多くの登場人物の中で、一番振り回された伯爵家

次女の、レディ・イーディス。

 

常にお姉ちゃんには踏みつけられ、大胆な妹には

先を越され、結婚式は相手方からドタキャン、

遂に出逢った両想いの彼氏は海外で行方不明で、

彼との間の子供を授かったのに、いきなりの

シングルスマザー。

…後半、その行方不明の彼が残した出版社を引き継いで、自立し始め辺りから運上昇。

 

とうとう侯爵夫人まで上り詰めた、人生ゲームの結果勝ち組?な顛末と共に、シーズン毎にスタイリストが変わるのか、どんどん洗練されていくファッションに、毎回楽しみにしていた視聴者も多い様です。

 

そんな彼女が、装身具としてよく身に着けていたのがロングネックレス。

 

大体はビーズで、稀にチェーン。

 

実際の身長は168僂箸い事ですから、バランスから考えると2メートル以上の長さの物を付けている計算に。

このドラマに影響を受けた…というわけでは無いでしょうが、ここのところ長い物を探す方が増えて来ています。

 

ストレートなワンピースに、細く長いチェーンがユラユラと、揺れるサマはエレガント。

 

今年いっぱい、マスクのお世話になる事は、どうやら必須。

 

顔からは遠い装身具へと、ゆるりとシフトが変わりつつある様な気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:41 * - * - * - -

シック・アメジスト


 濃淡の輝きと色、様々な紫が楽しめるアメジストの

ペンダントとイヤリング。

 

どちらも銀枠にマルカジットで、ペンダントには

1903年イギリス、バーミンガム製のホールマーク、

アメジストの色も2トーンと面白く、楽しく使える

事ウケアイ。

 

パープル、ヴァイオレット、ヘリオトロープ、

ラヴェンダー…紫の表現は花に例えたりして、

様々多くがありますが、今の季節ならパープル

でしょうか?

 

落ち着いた秋の『紫』です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:21 * - * - * - -

真夏の昼の…

アポイントでご来店される方の為、数日ぶりにお店に。

 

小学校の頃、夏休みの最中一度はある、中間登校日の

様な気分の店長です。

 

画像はダイヤモンドのクラスプが美しい、ヴィクトリ

アン時代のブレスレット。

 

星形の模様の中央に、中空に浮く様にセットされた

ダイヤモンドの輝きが、夏のギラギラ太陽の下でも

負けずに、美しい光跡を見せています。

 

子供の頃はこの暑さも気にならない程、毎日遊んで

遊んで、遊んで…午後にはお昼寝を貪り、夜は夜で

花火で遊んだ記憶が。

 

すっかりオトナの今はもうあと何日、この暑さが

続くのか、指折り数えたい気分。

 

今夜は、夏の風物詩ペルセウス座流星群が極大。

 

既に沖縄では、多くの流星が確認出来ているとか。

 

子供の頃に戻った気分で、夜空を眺めようかと

思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 14:46 * - * - * - -

二つのハート

並べた二つのリングは過去と今。

 

過去の方は200年以上遡る、イギリス1800年頃の

ガーネットとダイヤモンドリング。

 

モチーフは17世紀に流行し始めたハートモチーフ、

上部のダイヤモンドが嵌るティアラは『誠実』を

表します。

 

つまりは当時は結婚指輪だったこれ。

 

何処のレディが着けていたのかは判りませんが、

控えめな中にもそこはかとなく上品な趣が漂う、

店長の母の形見。

 

母はお出かけの時には、必ずこのリングを着けて

いた様に思います。

 

そしてもう一つの方は、たまたまルースの店で

見かけた、ドロップカットのロードライトガー

ネットの美しさに惹かれて入手したもの。

 

以前から、アンティークのスタイルで造ってみたい

気持ちがあったので、いっそ同じに仕立てて

貰おうと、腕のいい職人さんを探してお願いする

ことに。

 

出来上がった二つは、まるでツインズ。

 

折角なので右手と左手、同じ指に着けてみたりと

遊んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 14:30 * - * - * - -

カラーpaste

長い梅雨。

 

雨の日の景色は、全てがぼんやりと境界線が曖昧に。

 

遠路より届いた3色のペーストガラスは、ガーネット

色の赤、トルマリンのピンク、ジルコンのブルーの

様な趣を見せながら、どんより重い雲の下でも

魅惑の色を放ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 14:35 * - * - * - -

Diamonds blossom

届いた小さなペンダントは、ダイヤ入りのプチタイプ。

 

控え目にチカチカと光るローズカットダイヤモンドが、

今的には人気の様で、海外に居るディーラーさんから

「日本からのリクエストが多くて…やっと再開したアン

ティークの取引でも、そんなにゴロゴロ転がっている

ワケじゃないのよねぇ…」とか。

 

小さな銀製のブロッサム。

 

滴の様なドロップにも極小ダイヤ。

 

盛夏の朝、高原に咲く小さな白い花を思わせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:18 * - * - * - -

想い出縁

出勤前に空いた小さな時間に、母が残したジュエリーを

取り出して、磨いてみました。

 

アンティークジュエリーが大好きだった母を、唯一

一度だけ連れて行った欧州買付で、母が購入した品の

中にあるジョージアンのREGARD RING。

 

R=ルビー、E=エメラルド、G=ガーネット、A=アメ

ジスト、R=ルビー、D=ダイヤモンドと貴石を並ばせ

『好意』を意味する言葉遊びになぞらえた品です。

 

稚拙な枠に石をセットして一列に並ばせた、シンプル

そのものの造りのリングを、母はこよなく愛していま

した。

ある日の事、大好きだった御三家オペラ歌手が来日しての、広〜い国立競技場でのコンサートに張り切って出掛け、曲が終わる毎に立ち上がって大拍手の繰り返しに、指輪の石達がビックリしたのか、帰りの道すがらに何気なく指を見たら、そこには石が全て抜け落ちた、空っぽの金枠だけが指の上に残っている惨状。

 

悲鳴とも、唸り声ともつかない声を上げて落ち込む母をどう慰めて良いかも分らないまま「もしかしたらバックの中に落ちてない?」と声をかけて、どれどれと探してみたら、底の方に転がる全ての石を発見。

 

大笑いの末、石をしっかりセットし直して、リングは無事に定位置に戻りました。

 

「ジョージアンの時代には、レディは拍手喝采なんて

しなかった?」

「一番激しい動きは、せいぜい華やかな扇をパタパタ

する位?」

 

いにしえの時代の女性の仕草や様式…謎と共に笑いが

込み上げる、骨董宝石の想い出です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:05 * - * - * - -
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