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Twin Drop

手前の美しいドロップは、Angel skin coralの大粒の

ペンダントヘッド。

 

おそらくヴィクトリアン後期のもので、付き刺しの

ヘッドには金にダイヤモンドが丁寧にセットされた

物が使われているというお洒落さん。

 

ドロップカットは、形状から削る時のロスが出る為

あまり現代では見る事は無い稀な形。

 

後ろに見えるのは、全く同じカットに同サイズと

思わせる、血赤珊瑚のドロップ…と言いたいところ

ですが、実はロスレーによるパート・ドゥ・ヴェール

のドロップ。

 

マドモアゼル・シャネルは当時恋人だった、ウェスト

ミンスター侯爵から贈られた大粒真珠のロングネック

レスが、あまりにも素晴らし過ぎた為、逆にフェイク

の物をわざわざ造って着けていた所、逆に人気が出て

ファンテージ(コスチュームジュエリー)を作る事を

思いついたとか。

 

本物があってこそのフェイク…

フェイクがあってこその本物…

そんなロジックを感じさせる両出逢いは、まさに

『誠から出た嘘』。

 

あれれ…それとも奥が本物のレッドドロップコーラルで

手前がロスレーのピンクドロップだったかな???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:48 * - * - * - -

宿題リング

何事も無く、本日から営業です。

 

昨日は10時間ぶっ通しで寝たせいか、今朝は

いつも通りの時間に起きて、いつも通りの

日常の始まりを迎えています。

 

買い付けに向かう前は、アドレナリンが

全身にみなぎるのか、眠り浅く興奮状態の

店長ですが、買い付け後は緊張が解ける

のか、いつもヘロヘロ。

 

このギャップは何年たっても変わらずの様。

 

いつも向かう前は、幾つかの宿題(課題?)を

与えられるのですが、今回はシンプルなピンキー

リングという物が在りました。

 

意外に欧州ではその出会いが困難で、まるで

飢えたハイエナの如く、まなこをギラギラ

にしてアンティークというサバンナを

見渡しても、一向に見つからない時も多いの

ですが、今回はプラチナ製という、珍しいプチ

サイズのリングを発見。

八の字型にクロスするプラチナには、ミル打ちと細やかなアールデコ調の様な文様が彫り込まれています。

 

ディーラー曰「マリッジではないけれど、何かの約束をする為のリング」とのこと。

 

恋人同士、二人だけの間に交わされる、大切な気持ちが形になったモノ…と考えます。

 

デザインの性格上、サイズ直しはほぼ不可。

 

嵌る人だけのシンデレラ・リングです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:55 * - * - * - -

ばー・ぶろーち

そろそろブローチが活躍する時期。

 

ここ数日は、ブローチを探しにご来店される方が

増えています。

 

一寸上級者の様にも思えて、敬遠されるが多い、

バー(棒)タイプのブローチ。

 

真横に一文字に着けようとするから難しく思いがちで、

斜めや多数使いする等アレンジすると、楽しく使える

事が多いもの。

 

画像はシルバー製エドワーディアンの頃のアメジストを

使ったものや、一寸アレンジされたアールヌーボーに、

碧のハートシェイプのペーストを使ったデザイン、

メッセージが書かれたモノ等、多種多様。

 

ハイネックのインナーの首元に着けたり、巻物を落ち

着かせる為に留めるのにも、便利にお使い頂ける、

小さなジュエルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:18 * - * - * - -

銀のばら

〜お知らせ〜 21日は定休となります。

         明日 22日は通常営業致します。

 

 

同じ薔薇でも、こちらはオールドローズの風情が

たっぷりの19世紀初〜中期頃のバラのブローチ。

 

おそらくは、フランス製と思われます。

 

1輪の開きかけている花と蕾で、花のがくには、

点描の様な文様。

 

3枚のコロンとした葉には、細い筋目の様な艶消しに

アクセントの様に入れられている葉脈。

 

全体はヴェルメイユという金張り加工ですが、花の

部分だけには、薄目にかけてメリハリをつけて。

 

素材が何であれ、手を抜かずに造り込みをしていた

時代の名残のもの。

 

独特の甘い秋のバラの香りが、今にも漂いそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:44 * - * - * - -

ユニセックス・アンカー

そろそろアンティークの域に入りそうな、イカリ(アンカー)

のチャーム付きシルバー製ペンダント。

 

イカリは「絆、安定」を表す、典型的な御守りのモチーフ。

 

男子が着けても抵抗のない、ユニセックス感が満載です。

 

紋章の様なスペースには、本来イニシャルを入れるのが、

洒落た演出になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:40 * - * - * - -

金色秋

〜お知らせ〜 明日21日(土)は赤城神社祭礼の為

    店前に露店がありますが、当店は通常営業と

    なります。

 

 

数年前にフランスで入手したどんぐりブローチは

18金製。

 

金の枝葉にバロック真珠をドングリに見立てたものが

たわわ。

 

これだけではシンプル過ぎてサマにならず…と思って

いた所にやって来た、こちらは9金リスのブローチ。

 

木の枝に佇んで、真珠のドングリをほおばっています。

 

二つを並べて着けると、不思議と一体感が生まれました。

どんぐりは幸運の象徴。

 

そのどんぐりを食すリスは、更に幸運を持ち運ぶ象徴とされています。

 

秋の季節にピッタリの、ダブルラッキーなるあしらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:50 * - * - * - -

15夜

ようやく涼しくなる過程の中、訪れた9月の名月15夜。

 

あいにく東京は一寸お天気が不安定ゆえ、今宵美しい

月が拝めるかは微妙かも。

 

画像は小指に乗せられる程度のチビチビサイズの

Man in the moon。

 

元はpasteのbuttonでした。

 

銀の枠にセットされて、空の上では無く、指の上で

輝きます。

 

先週末の台風の爪痕は深く、まだまだ電気も水道も

復活していない箇所も多い様。

 

ご不便さ、お察します。

 

1秒でも早く、通常の生活に戻られます様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:28 * - * - * - -

さよならモフモフ

会えたり会えなかったりのまま、パリに行くと必ず姿を

探していた滞在先の隣家のネコ、モフモフ。

 

フランス伝統のシャルトリューという品種の、美しい

グレイの毛並みは、本当に手触り具合がモフモフして

いる、一寸剛毛気味のショートヘア。

 

でも残念ながら、年末にお家の引越しが決まったのだ

とか。

 

 

「ママンにべべが生まれて、お家が狭くなったから仕方ないの」と言ってくれたのかどうかは不明ですが、ご報告とご挨拶を

しに来てくれました。

 

「残念〜!」と落ち込んでいたら後日「私のこと

覚えていてね!」とでも語るような、珍しいネコの

チャームと出会いました。

 

小さな金魚鉢の中の、2匹の金魚にいたずらを

仕掛けているという、アクセサリーでは比較的

見かける構図ですが、金製に瞳にはエメラルド

という、ジュエリー素材はかなりのレア物。

 

瞳の色までモフモフと同じ碧色のネコのペンダント故、命名『モフモフ』にしようかと考える店長です。

 

さようなら、またいつか逢えるといいね。

 

Au revoir !

 

 

 

 

※このチャーム本当はかなり個人蔵にしたい(笑)欲望に駆られていますが、売り物です。

この品は…早いもん勝ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:25 * - * - * - -

1週間という名の腕環

『1週間』という名前の腕輪がフランスにあることを

知る方は、多分少ないかと思います。

 

本当に知る毎に感心させられる、洒落たネーミングを

付けるものかと感心させられます。

 

1週間というからには、もちろん7本で構成で、一本

一本が、日曜日から土曜日までを象徴。

画像のアンティークの銀製のブレスレットも、それぞれが当時人気の装飾を施された細いタイプが7本。

 

7本はバラバラにならない様に、更に細いバーで束ねられています。

 

「今日の豆知識はこれだな〜♪」…と考えつつの帰り道。

 

偶然乗車のトラムの中で、バーを掴んだマダムの腕にも、この『1週間ブレスレット』が。

 

知っていて着けているのかは解りませんが、自分の中ではタイムリー故に、咄嗟に撮影させて頂いた次第です。

Jellicour * Antiques * 09:35 * - * - * - -

ブラウン・モノローグ

ラテン語で『肉』を意味する言から誕生したカーネリ

アンは、玉髄の中でも鮮やかな赤茶色の石。

 

煌めきのある華やかな色合いの石が好まれる中、

地味…と言ってしまえばそれまでですが、

古くからこの色は炎や血肉をイメージさせる為か、

挑戦へのパワーが欲しい、もうひと頑張りする…

なんて時に、守護をして成功への道を導いて

欲しい時、身近に持って勇気を奮い立たせる為に

身に着けると良い石とも言われます。

 

太古から、加工し易さもあり、各時代に装身具の

素材で用いられ、女性にはあらゆるタイプ、男性

には紋章リング等、男女共に愛されて来たという

履歴はありますが、個人的にはアール・デコの

時代の、金では無くシルバー枠で、シンプルで

シャープなデザインの中に置くと、その美しさが

際立つ様に思います。

 

スターリングシルバーと組み合わせた、この

イギリス製のラリエットのカーネリアンネックレスと

リングも、当時そんな事を願う女性達に手に

取られ続けて来たのか。

 

底力を感じる様な、大地の色の石です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:24 * - * - * - -
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