<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

星に因む

ペンダントのモチーフは、どうやらこの時代(1910年)に

地球に最接近した、ハレー彗星。

 

最初に見た時は「エッフェル塔?」と思ったのですが、

ディーラーさんが笑いながら黙って横向きにしたことで、

星という事が理解できました。

 

そしてこれはとても珍しいスペイン製の品で、カタルーニャ

地方で流行した、モデルニスモと呼ぶ、スペインのアール・

ヌーボー様式の事。

 

バルセロナの巨匠アントニオ・ガウディが活躍した時代、

他にも多くの作家がこうした造形的な品を宝石でも製作

していたようで、フランスのアールヌーボーとは一寸違う、

構築的な流線形での品が見られます。

 

金の板を細い糸鋸で丁寧に透かし、ダイヤモンドを留め

た部分は、わざわざプラチナで、淵には全て最小のミル

打ちが丁寧に施されています。

 

勿論オール、ハンドメイド。

 

手工芸の賜物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:54 * - * - * - -

流星群

昨夜から夜明け前の今朝まで、この時期名物の、

ふたご座流星群観測の絶好機会。

 

条件が整った関東地区は観賞可能と思われたゆえ、

一度眠ってから夜半にノソノソ起きて、セーターに

分厚いコートを着込んで、海中の怒ったフグの様に

ブクブクの達磨状態でテラスに出て夜空鑑賞。

 

10分に一度、スラリと天空を流れ落ちる星屑に、

見入りました。

写真は18金、ダイヤモンドの透かしが美しいペンダント。

 

さて、このモチーフは何でしょう???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:30 * - * - * - -

オッド・アイ

ブローチからペンダントへ。

 

そしてもう一つお客様のリクエストは、出来上がった

フクロウの、もう片側の眼にキラキラを入れること。

 

オッド・アイに仕上がったフクロウは神秘の顔へと

変貌。

 

ハリーポッターに登場するヘドウィグの如く、知恵を

象徴するフクロウが、ハリー・ポッターを助ける

相棒の様に、身に着ける人を守護してくれますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:49 * - * - * - -

知恵の神サマ

生き物を、金属で立体で作るという難しさは、技術と

絵心を併せ持たないと、出来ないワザの様に思います。

 

写真は元はブローチだった19世紀末頃のイギリス製の

フクロウ。

 

羽の表現、目の雰囲気、まるで今にも飛び立ちそうな

雰囲気が盛り盛り。

 

お客様のリクエストでペンダントへ。

 

首元で、今にも羽ばたく音が聞こえそうな雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:06 * - * - * - -

シンセチック

昨日のイエローからの事で…。

 

最近、レアストーンと呼ばれる希少石をアンティークで

求める方々が来店されます、

 

なにをもって『レア』と呼ぶかは微妙ですが、まぁ変わった

色や輝き、産出量の少なさを言う石と言う事でしょうか?

 

写真のペンダントと出逢った時、イエローの煌めきの

中に、僅かに浮かび立つ、萌黄の様なグリーンに、思わず

吸い寄せられました。

 

アールデコ時代に造られたという、シルバー製ペンダント。

 

ラウンドのイエローストーンは不思議色。

 

ディーラー曰く『シトリンだと思う』との事でしたが「あれ?

シトリンにこんな色あったっけ?」。

 

疑問に思った時は、ともかく入手して調べる事をムネとして

いるので、早速ゲットして日本に戻って鑑定へ。

 

出てきた答えは合成サファイアでした。

 

おそらくベルヌイィ法で造られたと思われる合成イエロー

サファイアは、成分・結晶構造は天然のサファイアと同じ。

 

でもこれは、合成サファイアの中でも一寸ユニークなバイ・

カラータイプ。

 

偶然生まれた産物でしょうか?

ホンモノニセモノの観点から見れば、ニセモノのカテゴリーに入りますが、美的かそうでないかを問われれば、輝き、色、何よりデザインは一級品。

 

美的さが価値観の一つを問うものなら、宝石人工で出来た物とはゆえ、レアである事には変わりなし。

 

ペンダントは、周囲に鉛色のマルカジットを配して、熱いイエローを冷ましているかのよう。

 

アール・デコの時代は、こうした合成石を使ったジュエリーが発展を遂げた時代。

 

 

価値を取るか、美的を取るか…シャネルのファンテージも

そうですが、価値観の多様化が始まった時代でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:43 * - * - * - -

ペースト

販売したのは遥か昔。

 

ジョージアンセッティングのペーストペンダントが、小さな

修理でお里帰り。

 

既に手を離れて10年近くも経つのに、煌めきも様子も

当時のままで、いかにも可愛がらていることが良く判り

ます。

 

裏打ちは金、石座部分はシルバーと、150年前の職人は

手間のかかる仕事を、さらりと良くこなしたモノと感心

します。

 

今のお客様の首元で輝く事10年近く経ち、もう第二の

皮膚の如くの様子。

 

きちんと直して「また行っておいで!」と見送ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:26 * - * - * - -

葉影のキラキラ蜥蜴

〜お知らせ〜 29日までお寄せ頂いたメールへの返信、

       ご注文品の送付は、全て済んでおります。

 

銀杏色の里山から、そしてやっぱり真紅の紅葉に

染まる山へ。

 

舞い散る赤い葉の中、コソコソと動き回る音。

 

音の正体は、そろそろアンティークの域に入る、

シルバーペーストの蜥蜴ブローチ。

 

ウネウネした尻尾の様子、手足の表情など、

本物を目の前に置いて、観察しながら造ったの

かも!?…と思わせる写実さに惚れ惚れ。

 

冬眠前のエサ探しに余念がない模様。

 

今日で11月も終わり。

 

既に12月の忘年会(クリスマスではなく)の

予定が入り始めた店長のスケジュールです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:53 * - * - * - -

ブランコ天使

〜お知らせ〜26、27日は定休となります。

ご注文を頂きました品、発送分は全て

配送済みです。

 

女神の微笑むバーの下、ブランコに乗った天使が

ユラユラ揺れるブローチは、19世紀末頃アール

ヌーボー期の銀のフランス製。

 

小さな天使は、西洋の赤ちゃんの様にプクプク

感があって今にもブランコを揺らしつつ、笑い

声が聞こえてきそう。

 

神々しさと子供の情景らしいキュートさがいっ

ぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:53 * - * - * - -

バングル

まだまだ人気のバングルブレスレット。

 

写真上からヴェルメイユ(銀に金掛け)、フィリ

グリー(線状細工)、高彫り彫刻…と種類と

表情の違いで揃えてみた、いずれもフランス製の

品達。

 

いずれも見た目より軽く、手首に負担がかから

無い重量から、重ねて着けるもアリ…な品達です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:48 * - * - * - -

手わざ、手仕事

チェックインも済んで、今搭乗待ちの店長です。

 

先月訪れた日本民芸館で開催中のウィンザー

チェアー展

 

イギリスがそろそろ産業革命を迎える頃に登場

して発展していった、機械製では無く、市井の

職人が、手間暇かけて造り上げた椅子という

家具。

 

民芸館を造った柳宗悦は、古来からある人が

造り上げた木工、陶器などの日常の道具達に

美を見出した、目利きとして名高い人物です。

 

そんな彼が残した印象深い言葉。

 

「手が機械と違うのは、心と繋がっている

から。手は動いて、ただ物を造るだけでは

無く、その奥底には心が控え、手仕事とは

心の仕事に他ならない」。

 

『手当』という言葉が存在している様に、人が

手わざを屈指して造るモノには、機械では造り

得ない『何か』があり、それを使う側もレー

ダーの様に、ちゃんと感じ取る事が出来るの

でしょう。

 

手で造り上げるという事は、機械には無い個性が

あるということ。

 

イタリアのデザイナーズブランドとしては名高い某

J.A.。

 

同じデザインで在庫が数着が在る場合、全てに手を

通す事を勧められるとか。

 

肩のラインから腕回りの辺りは、殆ど人の手で細や

かに造り上げる為、それぞれにラインに差が出る

からだそうで、10着あれば10通り、着た感じの

ラインに差が出るとか…。

 

う〜ん、深いです。

 

そんな手わざを屈指した時代の物を探しに旅立ち

ます。

 

冬が始まった欧州の様相を、こちらのブログにて

お読み頂けたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:04 * - * - * - -
このページの先頭へ