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ダイヤモンドに目が眩み2

こちらもまた、美しい輝きのダイヤモンドクラスターリング。

 

特別に美しいメレダイヤを使用していて、正確無比に爪止め

されている品は、見ていて気持ち良い程です。

 

ダイヤモンドが、『ダイヤモンド然』として輝いているからこそ、

廉価な素材で出来ていたフェイクな品も、美しいモノである

ように思います。

 

あくまで本物が毅然としてあるからこそ、生まれたコスチューム

ジュエリー。

 

最近は、何だかジュエリーの方がコスチュームジュエリー化

しているような気がしています。

 

本物だけが持つ、オーラが燃え立つような宝石を、見ていない

せいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:14 * - * - * - -

Something red 2

ここ数日の冷たい雨で、グッと秋めいたせいか、暖色系の

赤い色に人気が集中。

 

石榴の様なダークな赤味が魅力のガーネットペンダントは、

大人の為の赤。

 

ダイヤモンド付きのヘッドを被されて、ドロップの向きも

尖がりの方が下側と、一寸個性派のデザインが活きて

います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:45 * - * - * - -

男子の胸元

9月の買い付けから帰国後、最初に飛び込んできた(おめでたい)

ニュースは、陸上男子の桐生選手による、日本人初100メートル

9秒台というもの。

 

駆けっこは最大苦手の店長ですから、速く走れるというだけでも

尊敬の対象。

 

そんな桐生選手の快挙ゆえ、翌日は朝からテレビ番組に登場して

多くのインタビューに答える姿が紹介されています。

 

その時に気になったのが、小さいけれどペンダントを着けている姿。

男子も普通に装身具を着ける時代だなぁ…とは、このところ実感していて、アイテムを探しに訪れる方が、チラホラ見られます。

 

そんな男性向けのナイスガイなチャームを探そうとすると、意外に見つけ難いのが、このところの課題。

 

女物のデザインではやっぱり柔らか過ぎ、ダイヤモンドや石等

使わず、大胆で繊細でそこそこの大きさって…意外に無いのが

現状。

ようやくの出会いは、どうやら男性用の懐中時計を留める為のチェーンの先端に着けるやや大きめのチャーム。

 

どれも銀製で、モチーフはエンブレム型やスコティッシュの紋様や十字が中心で、どっしり重い物も。

 

スタイリッシュ&シンプルなメンズモノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:43 * - * - * - -

秘密のロケット

アンティークジュエリーを商う上で、避けては通れない

モーニング(喪)ジュエリー。

 

写真のペンダントは、いかにもヴィクトリアンの時代

らしい、美しい唐草の彫刻のあるペンダントでしたが

実は片側の中蓋が開く様に設計されていて、開け

ると、ガラスの蓋の向こうに、丁寧に編み込まれた

ブルネット色の髪の毛が。

 

どうやら近しい人が亡くなって、その思い出の為に

造られた品の様です。

 

こうしたメモリアルな品を見るにつけ、つくづく宝石

とはパーソナルな物で、想いを形にしているのだと

気付かされます。

 

写真のペンダントは、裏表で印象の違う彫りですが、

蓋が開く側には、おそらく髪の毛の主だったであろう

イニシャルが小さく彫り込まれています。

 

そして蓋が開く側を肌の方側にして、着けたであろう

事も。

 

死が二人を分かつ…この残酷な現実を、想い出という

形にして残すには、宝石という品でが、一番適任なの

かもしれません。

 

この品を長年宝石造りに勤しむ職人さんに見て貰った

時の溜息の様な感想が印象的。

 

「今の宝石は石のキャラット(大きさ)や質、地金の

グラム(重さ)のみ評価されるけど、どんなに良い

造りをしても、このペンダントの様に、100年後も残る

だろうという自信が無いよね…」

 

反復するたび、宝石の持つ役割とは何ぞ??という

基本の疑問に立ち返ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:38 * - * - * - -

出逢いのペンダント

買い付け先の国で、片道2〜3時間かけて訪れ、滞在は

1時間。

 

数百点以上の品を見ても、たったの1点も欲しい品が

無いという日が、普通にある時があります。

 

イギリス滞在最後の日曜日、珍しく朝から美しく

晴れた中、行楽地に向かう満員のオンボロ電車に

乗って、片道2時間近い田舎町へ。

 

ここに居るディーラーさんに会いに行くも、どれだけ

見ても、欲しいモノが…無い!

 

店長もガッカリでしたが、呼んでくれたディーラー

さんは、もっとガッカリでしょう。

 

四方山話のついでに、折角来たのだから、ここから

バスで幾つか目の所が、とても綺麗な村があるから

観光でも…と促され、都会に帰る気も起きず、

言われるままにローカルバスに乗って出掛けた、

本当に小さな村は緑の牧草に人より多い羊が居る、

イギリスならではの珠玉の村。

 

5分もかからず終わっちゃいそうな、小さな小さな

商店街の片隅の小さなアンティーク屋さんが目に

入って来て、思わず入店。

 

多くがガラクタに近い雑貨の中、ガラスケースの中、

ひっそり眠れる様に在った金色のペンダントに、

目が釘付け。

 

ケースから出して貰ったそれは、銀製に金張りという

構造で、両面には美しい洋彫り文様が。

 

でも本当は、まだまだ秘密が在りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:37 * - * - * - -

永遠の鳥

べっ甲に金や銀を象嵌したピクゥエは、いかにも

ヴィクトリアン時代を象徴している品ですが、

その柄モチーフの多くは、幾何学や花。

 

そんな中出逢った、珍しい鳥モチーフのブローチ。

 

今年が酉年だからでしょうか?

 

べっ甲独特の、濃い茶色の斑紋の中、艶やかに金色の

羽を広げて飛ぶ鳥は、小さな花々の蜜を吸い、取り

巻く粒型のフレームには金と銀で菊花の様な象嵌が

見られます。

 

どことなく日本の花鳥風月を思わせる様な、東洋的な

趣を感じる風情。

 

独特の『渋派手』感にビビッと来た事から、気づい

たら手の中に納めていました。

 

この鳥が、飛んでいく先は…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:07 * - * - * - -

暖色季節

昨夜の天気予報のニュースで、とうとう夏から秋冬への

気候帯へと変化を告げるお知らせが。

 

常時50%を超えていた湿度が、昨夜を境に30%台へと

移行するからだそう。

 

昨年は、もう少し残暑が長かったと記憶しますが、

今年は異常気象はあるものの、ゆっくりと秋へ移る

導きが、長く楽しめるのかも。

 

一寸だけ肌寒くなると、不思議と暖かい色合いのモノが

恋しくなるのは人間のサガでしょうか。

 

写真はフランス製の1950年代の頃の、ガーネットリング。

 

どっしり重い18金の枠に、ひときわ燃える様な鮮やかな

『紅』の色のローズカットが、ひんやりし始めの空気の中、

ホッとする様な、ぬくもりを感じさせてくれます。

 

実はこの品と出逢ってからずっと、買い付けの間中、

お客様より先に指に嵌めていた店長。

 

既に日本よりも早く秋風が吹き始めた欧州各国で、

指輪の暖色を見るにつけ、買い付けの情熱をたぎらせて

いた心に効くサプリの様に、効果バッチリな品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:29 * - * - * - -

シルク・ドキュメント2

1908年、化粧品会社コティに請われるまま、宝石からガラス

へと転向したルネ・ラリック。

 

その後の活躍の中で、一連のガラス製ペンダントヘッドの

首周り部分を、日本製のシルク糸を使ったことではつとに

有名。

 

固いガラスを柔らかく表現した芸術家、ラリックにとっては、

当時欧州で多く使われたウールや亜麻糸ではイメージが

釣り合わないと、様々試行錯誤したのでしょうか。

 

偶然目にした、日本からの絹糸で造られたビーズ

インスピレーションを起こしたのかも…という想像は、

誰も否定出来ない、出逢いの産物。

 

様々な自然物のテーマと色合いで造られたガラス製の

ヘッドに、そのガラスに合わせて染められた糸が通された

ネックレスは、ガラスという身近な素材で造られた装身具が

価値あるモノに変化する為の、必要不可欠な共存素材

だったのかもしれません。

 

まだロウソクの明かりが主だった時代、ゆらめくオレンジの

灯火の下で艶やかに輝く日本のシルク。

 

勿論その裏には、野麦峠に見られる、劣悪環境の下で従事

した日本女性の労働哀史という、忌まわしい部分も知らな

ければならない事実もあるでしょう。

 

昨日のシルクボールと共に、蚕から出される細い糸を手繰る

ように、こうしたドキュメントを少しずつ目にするチャンスを

与えられた事。

 

その糸が集まって、やがて太い大河になるが如く、何かに

昇天していくかもしれない過程に感謝した、買い付けの

中の、一つの宝物の様な出来事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:52 * - * - * - -

永遠の情景

一見地味なのに、不思議と目が離せない石『瑪瑙』は、

西洋では多くのアンティーク装身具に使われていて、

その石の持つ個性に合わせて、それぞれのデザインで

仕上げられています。

 

自然に出来た内包物が、木や植物の様に見えた事から、

永遠に存在する木や景色と珍重されたデンドリティック・

アゲイトもその一つ。

 

写真はそんな瑪瑙をマーキースにカットした20世紀初頭の

頃の金枠リング。

 

ボウッとしたムーンストーンの様なグレイカラーの中に

毬藻のような内包物が降り積もる雪のように散っていて

不思議な景色を見せています。

 

果たして当時の人達は、どのような景色や想いを

この石の中に見たのか・・・。

 

小さな石の中に物語を存在させる、宝石が持つ一つの

世界観の様な気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

快晴に恵まれた本日の買い付け。夕日の中で樹木のシルエットがデンドリティックの様に錯覚してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 07:34 * - * - * - -

diamond pendant

フランス製らしいダイヤモンドのペンダントは、要所がリンクされ、

ユラユラと揺れる仕組み。

 

花がモチーフの、おそらくはもっと何か大きなネックレス、又は

ブローチ等、別物だった一部かと思われます。

 

ダイヤモンドもラフカット、全体は荒削りな印象なのに、上品さが

在る…。

 

このデザイン性の高さはどこから来るのか。

 

今も答えが出ていない、謎解きの一つです。

 

旅も後半の山場に入り、最後のパワーをふり絞りつつの日々

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 18:48 * - * - * - -
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