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魅惑のシルバー・チャーム

見た時に一目惚れして、思わずギュっと握りしめて

しまった銀製の小太鼓のチャーム。

 

19世紀末のイギリス製で、その頃イギリスでは

ブラスバンドが流行したそうで、その流れで

造られたチャームというのが、博識ディーラー氏の

説明。

 

造り込みがハンパ無く、ベースの部分には彫刻、

ドラムを繋げるロープ部分も後付け、スティック

棒も当然別製作…と極丁寧。

太鼓は楽器の中でも古く、中世から近代にかけては、大型のパレードや軍隊行進に、リズムを取る為に使われたもの。

 

戦場で武器は持たず、太鼓を叩きながら最前線を行く兵士達を歴史映画等で見て、ビックリしたことを覚えていますが、白兵戦が殆どの当時の戦争においては、兵士への勇気づけと共に敵への威嚇、様々な要素があったのでしょう。

 

この小さなドラム、裏面にわざわざブラッドストーンが嵌め込まれ、何やら御守り的な意味すらも匂います。

 

まぁ打楽器の歴史を紐解くと、元々音を出すことで景気を付け、魔を追い払う為の使い道もあったワケですから、これは十分に『魔除け』の太鼓となるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:01 * - * - * - -

雨色の石

ヴィクトリアンのムーンストーンペンダント。

 

親指大ある石のこのペンダントと出逢った瞬間、葉の上を

滑る大きな雨の滴を見たような気分に。

 

梅雨明けが待ち遠しい気分の今の日本に、ぴったりかも。

 

シェイプはコロリとしたアンティークカボッション。

 

上部にさり気なく勿忘草の花が添えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:55 * - * - * - -

思ひ出欠片

かつての時代に世を風靡した流行モノとして、確かにあった

ものを手に取ったり、楽しむ事が出来るのは、この仕事なら

ではの楽しいシーン。

 

19世紀に流行した、髪の毛で作られた様々なジュエリーは、

糸の様に細い髪の毛を束ねて寄って、形にしようという

発想自体に感心。

 

気持ち悪がる方も居るのですが、今の時代でもエクステや

カツラには人毛使用がありますので、他人の毛を身に付ける

事は、今も普通にあったりします。

 

使うよりは飾って楽しみたくなる様なカラフルな縫い糸は、

まだ服はブティックというより、自分たちで作るものというのが

当たり前で、多くの素材を造る企業があって、各社パッケージ

にしのぎを削っていたと思われます。

 

ブローチやネックレスと並んで、正面中央で見せる事になる

バックルも、かつてロングドレスを着ていた頃には、多くの

意匠で存在。

 

凝ったデザインや造りの物を見ると、どうにか使えないもの

かと考えるのですが、カジュアルな装いが当たり前の現代

では、一寸出番がなさそう。

 

カラフルな造花を寄せた帽子も、社交がある世界では、

大量に造られ、消費されたもの。

 

型が崩れても、その鮮やかな色彩は、まだ十分に楽しめる

雰囲気を保っています。

 

用途が終わってしまったこれらも、マーケットに時々蜃気楼の

様に現れ、そして再び消えていきます。

 

せめて記憶の底に沈め、風化させない様に、時々その扉を

開けてみたいと思います。

 

夏の入り口の欧州を回った今回も、充実した時を堪能。

 

それでは日本で。

 

神楽坂の店、明日から通常営業となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 02:23 * - * - * - -

バングル

ただ今の東京の湿度は60%を超えて、最高88%まで

上がるとか…。

 

既に首回り等、汗をかく場所に装身具は着ける気も

おきません。

 

そんな時、活躍するのがブレスレット。

 

手彫りの唐草が美しい、これらの品はイギリス製の

アンティーク。

 

ここに行き着くまで、ざっと100本近く、見ては

却下を繰り返す程に、美的彫刻の品というものは

無いのです。

中開きタイプだったり、手首に合わせてスライドさせるアジャスターが付いていたりと、今では見かけないワザがたっぷりと楽しめる所もGoodです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:38 * - * - * - -

歌姫の星

在りそうでなかなか出逢わないスター・モチーフの装身具。

 

簪の方は、トレンブランと呼ばれる、トップが震える様な

構造で、流れる星そのものの如く、髪にさして動くと、

フルフル&ユラユラ。

 

片やのペンダントも、ペーストが星のバーストの如く胸元で

光るハズ。

 

どちらもオペラのDIVA(歌姫)にご決定。

 

そして着けられるシーンは、やっぱりトスカ?

 

カヴァラドッシが歌姫トスカの為に捧げ唄う『星は光りぬ』

のシーンだとしたら…パーフェクト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:16 * - * - * - -

Lace Pin

そろそろアンティークのカテゴリーに入って

来る小さなブローチは、19世紀後半から

20世紀初頭当時、Lace pin もしくはBeauty

pinと呼ばれていました。

 

金、銀、真鍮メタル、マルカジットやペースト、

アイリスやサフィレット、象牙や角等の自然

素材等々…普通サイズのブローチ同様、多くの

素材で存在。

まだまだロングドレスの時代、デコルテを見せるドレスは夜会用で、昼間はもっぱら首元まで隠す事が主流。

 

スタンドカラー(立ち襟)のブラウスの首元に、小さく着けるブローチがエドワーディアンの頃に大流行。

 

首元には、当時でもレフ版効果を狙ったのか、白いレースを巻いて留めますが、使い回すレースは荒く服に縫い留められているので、更に固定するように、これらのブローチが役に立った様。

 

形は大抵ラウンドや楕円、意匠があっても三つ葉や王冠やフラワーバスケットなど、ラブリーな物でしたが、アールデコに

入りかけの頃になると、直線的でスッキリした

スタイルも登場してきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:48 * - * - * - -

付録ブローチ

朝から重い雨が続いた昨日。

 

外に遊びに出る意思も無く、たまにしか読まなかった

1840年から1940年、欧米で造られて、流通していた

fファインではなく、一般装身具類を解説した洋書を

取り出して、雨音を聞きながら読み込み。

 

丁寧に読み進んでいたら、興味深い記述を発見しま

した。

 

今も安定人気の、3僂砲睨たない小さなブローチ群。

 

デパートや小売店で購入することは当たり前ですが、

当時は既に通販が在ったそうで、カタログを見つつ

メールオーダーで選ぶ事も多かったようです。

 

面白いのは、当時全盛の女性誌の付録にも、これらの

小さなブローチなどが、オマケで付けらる事があった

とか。

今でこそ珍しくない女性ファッション雑誌の付録ですが、100年以上も前に発想として存在していたことに驚きが隠せません。

 

勿論それ位に、こうした小さなブローチは、女性達の必須アイテムだったことが忍ばれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:57 * - * - * - -

エチケット・ジュエリー

その昔、女性が時計を見て時間を確認するのは、

ハシタナイこととされていました。

 

ゆえに初期の女性用の時計に見る、パッと見は

時計と判らない時計には、ユニークなデザインの

物が存在していて、楽しませてくれます。

画像の品もその一つ。

 

シルバーのバーに下がる円形のブローチですが、実はその円形には、中に時計が入り込めるようになっていて、更に自分だけが時間

を確認出来る様に、ブローチの裏側がクルリと回すことが可能で、裏側はほんの中心のみが覗けて時間が確認出来るという、ハーフハンターケースという構造。

 

全体には、隙間が無い位にマルカジットが散りばめられて、しかも一つ一つが爪止めされているという凝りよう。

 

エチケット・ルールから誕生した宝石…というジャンルも見出せそうな、アンティークジュエリーの世界です。

Jellicour * Antiques * 14:26 * - * - * - -

聖ゲオルギウスの腕輪

〜お知らせ〜

本日17時より、このたびの仕入れをwebにて更新済みです。

更新画面が御覧になれない方は、以下をクリックして下さい。

https://www.jellicour.com/301.html

https://www.jellicour.com/302.html

https://www.jellicour.com/303.html

https://www.jellicour.com/304.html

 

 

 

「何て勇ましくて美的!」と思わせた銀製ブレスレット。

 

19世紀終わり頃のアメリカ製と思われます。

 

留め金のパネルの中央には、こういう品には珍しい、

キリスト教聖人の一人、聖ゲオルギウスの龍を退治する

シーンが描かれて、バロック調のデザイン故のゴツイ

感があるものの、あくまでも女性用。

 

一体どんな勇ましいアメリカン・レディが使ったのか…。

 

時代は女性参政権運動が盛んな頃。

 

ゲオルギウス同様、想像の羽が広がる品です。

 

この品は今夜のウェブでは無く店頭にてご案内。

 

この品ならではの、独特の重厚味を感じて頂きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:00 * - * - * - -

珊瑚

夏が近くなると、不思議と動き出す珊瑚たち。

 

何より真珠と違い、養殖が不可能という、まさに

深海からの贈り物であることが、好まれる最初の

理由かもしれません。

 

日本の地赤も好まれますでが、やはり惹かれるのは

地中海産のオレンジピンク。

 

マットな光沢でも艶々でも、それぞれに味わいが

楽しめます。

 

黄色系の肌を持つ、日本人にもピッタリの色として

意外に便利に使える、海産出の貴石です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:52 * - * - * - -
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