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秋の庭から2

もう一つ秋の色を感じたピクゥエと呼ぶ、べっ甲に象嵌した

ブローチは、珍しいリース型。

 

重ね合わせて厚みを付けたべっ甲の中をくり貫いて使う、

というのは、素材のレア度からとんでもなく勿体無い使い方

なのでしょうが、潔くくり貫いた職人さんは、エライ!と叫び

たくなるもの。

 

光に透かすと、べっ甲独特の陰影間が見え、その間を

金と銀の唐草と葉が巻き付く様に彩りを添えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 05:31 * - * - * - -

天使は天使を呼ぶ

昔飛びたった天使の顔のチャームが付いた、ロングチェーンが

ちょい修理で里帰り。

 

久々の天使顔は相変わらず、福々しい顔。

 

可愛がられている事が解ります。

早々出来た修理を納める時に、共に付けられる別の天使の品をご所望。

 

小さな翼を持つ天使のブローチを見つけ、ご提案。

 

ヴィクトリアン時代の後ろにフックが付いているブローチは、本当に様々に変化して使えるので、とても便利。

 

兄弟の様な(?)そっくりの顔具合に、これもまた納まりました。

 

ガーディアンエンジェルのお勤めを、励めよ君!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:55 * - * - * - -

葉月の石

8月の誕生石でもあるペリドットは、通称『イヴニング・エメラルド』

と呼ばれる程、夜の人工灯の下では、美しい緑の色を放ちます。

 

でも昼間の太陽光の下で見るこの石は、浅い爽やかな緑で、

いかにも夏らしい印象。

 

邪悪なモノから守護するとも、うつ病や内臓疾患からも守るとか。

 

要は古くから存在するこれらの輝石には、人智を超えたパワーが

潜み、着けた人を守護すると、本気で当時の人々は考えていた

のでしょう。

 

病や死がもっと身近に存在していた頃、宝石の扱いはやはり

特別だった思わせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:09 * - * - * - -

ルビーの7月

とうとう7月も終わりの数日。

 

先日のインタビュー記事がwebマガジンにアップされたと

報告を頂きました。

 

ご興味ある方は、こちらをどうぞ。 

 

店長の姿は出ていませんが、店内の風景はご覧いただけます。

 

暑い日々が続いた7月。

 

誕生石が情熱のルビーというのも、解る様な気が。

 

しかしながら、赤いルビー、店長にはかき氷のイチゴ味に

見えまする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:30 * - * - * - -

遥かなるアイルランド

埋もれ木(ボグオーク)で造られた、アイリッシュ

ハープがモチーフの小さなブローチ。

 

アイルランドは、イギリスに行った折に、頑張れば

行けそうなご近所なのに、未だ行けない遥か遠い所。

 

そしてアイルランドと言えば、ビール、音楽、そして

多くの小説家や詩人を輩出してきた国。

 

中でも店長が好きな小説は、フランク・マコート著

『アンジェラの灰』。

 

1930年代のアイルランドの小さな町、リムリックで

育つ少年と、その一家の自伝的小説、回想録です。

 

『アイルランド人のみじめな子供時代は、普通の人の

惨めな子供時代より悪い…』という冒頭の言葉から

始まる顛末は想像を絶する悲惨な内容。

 

兄弟は相次いで亡くなり、甲斐性の無い飲んだくれの

父、信心深いだけで嘆くのが毎日の母親…。

 

ギリギリの極貧の中、逞しく生きていく少年の

成長記の目線に見える、アイルランドという国の全て。

 

単行本で5僂發慮さなのに、サクッと読めてしまう

のは、韻を踏んだ文章が、まるで心地よい音楽の旋律の

様に心に響くからかも。

 

何より土屋政雄氏の翻訳が見事ゆえ、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1997年ピュリッツアー賞も受賞。映画化もされましたが、小説がベスト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:48 * - * - * - -

とかげ

飛び上がって逃げ出すか…

 

飛び上がって抱きつくか…

 

嗜好が分かれる、生き物系の装身具。

 

苦手な方には、背筋がヒヤリとなって、一寸だけ涼しい気分を

感じたかも!?

 

チャールズ・ダーウィンは、世界を探検で回った折、イグアナや

ゾウガメ等の生息するガラパゴス諸島で、進化論説の閃きを

抱いたとか。

 

ゆえにか、イギリスではこうした虫や爬虫類系のジュエリーが

流行した…と言う話を、イギリス人のアンティークディーラーから

聞いた事があります。

 

銀のボディに緑のペーストも怪しい輝きを放つ、ヴィクトリアンの

リザードブローチです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:28 * - * - * - -

冷感耳飾群

アールデコの時代に造られた、マルカジットのイヤリング達。

 

シルバー台に1mm程の小さな鉄色のマルカジット石を、

一つ一つキチンと爪止めしている出来の良さに、感動を

覚えます。

 

ボタン型から下がりモノまで、デザインも個性様々ですが、

写真はどれにも小さなパールをあしらっていて、その異質な

素材同士のミスマッチが、お互いを引き立て合っている事が

解ります。

 

蒸し暑い日々が続く、梅雨明けも間近な予感の6月最終日。

 

ヒヤリと冷たげな印象の装身具が恋しくなる季節です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:19 * - * - * - -

小さな馬蹄

小さな小さなサファイアとダイヤモンドがセットされた

金の馬蹄型のチャームペンダント。

 

明るい色のサファイアと、ダイヤモンドの小さな輝きが、

自分だけが分かるパワーを隠している様です。

 

どれだけ多くの女性たちの、願いや幸運を担ってきたのか。

 

考えるてみるとここに在るのが、不思議な感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:32 * - * - * - -

貴族趣味

豪勢な3連パールのブレスレットは、フェイクのガラス

パールにシルバー&ペーストですが、本物だったら

プラチナにダイヤ、大粒真珠がゴロゴロ。

 

リボンモチーフのクラスプが美しく、細かい所まで

ディテールに気を配った、イギリス製らしい、素敵な

品です。

 

こういう品も、こういう豪華な物を着けて装う階級の人たちが居たからこそ。

 

貧富や階級差は無い世界の方が理想ですが、税金の義務もなく膨大な土地や資産を、ただ後世に引き継げさせればいい、貴族という階級があったからこそ、生み出されてきた贅沢な品というのもあるわけで、そうしたものが今の時代にも美しい物と認められていると思うのです。

 

第6シリーズまで続いた貴族と使用人の歴史ドラマ『ダウントンアビー』も、そろそろ終盤。

 

残すところ、あと三話だそう。

 

世界中の多くの人が、その知られざる階級の人々の

世界を堪能した模様です。

 

流石にこれだけ長く続くと、ストーリーは迷走して、

飽きてきたという方も居られた様ですが、この

ドラマで見るべきところは、監督であるジュリアン

・フェローズの拘り抜いた、上流世界の様相風景。

 

一寸した仕草や立ち居振る舞いまで、細かく指導

されて撮影されたことが、メイキング等を通して

見ると面白く、興味深いです。

 

終わったら、ダウントン・ロスになるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:48 * - * - * - -

バングル

繊細な唐草模様がさり気ない存在感を示す銀製のブレス

レット。

 

太過ぎず細過ぎず、程よい幅の渋色バングルは、両面に

黒い七宝のラインも美しく、花と葉がクルクル模様を

描きながら、腕に美しいアクセントを添えます。

 

少し楕円を描いているのも、腕の形に添っての造形で、

また留め金が外れても落ちない様に補助チェーンが

付いている所も本当に昔の装身具は、使う人や着ける

人の人体構造まで考えられていることに感心します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:56 * - * - * - -
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