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二人の合言葉

画像は1930年代のチャームが下がるブレスレット。

 

当時の風俗が解るので、とてもユニーク。

 

この時代は女性達がとうとうコルセットを脱ぎ捨て、

軽い洋装と共に、どんどん社会進出を果たし、その

行動に、流通始めた車の様に、スピードが伴い始め

ます。

 

時代は経済力を付けたアメリカの文化が登場し、

逆に欧州へと入って来ます。

 

チャームは当時一般に普及始めた車、電話機、

カクテル、音符はおそらくジャズミュージック

…そして最後の一つが『O.K.』という文字。

 

同調を示す言葉なのはご存知でしょうが、語源の

詳細は不明ながら、多分略語するのが好きだった

アメリカ英語から発生したスラングと思いますが、

興味深く思っていたら、ロンドン在住の友人が

送ってくれたyou tubeで見られるイギリスBBC

製作のドキュメントを見てビックリ。

 

かつて王冠を賭けた恋と言われ、1930年代に大

スキャンダルに発展した、イギリス国王エドワード

8世とその相手ウォリス・シンプソンとの間でやり

取りされた宝石類が紹介されているという内容

ですが、その中で初めてエドワードが彼女に贈った

という宝石が、チャームの付いたブレスレットで、

その中に、『O.K.』の文字チャームがあることを

発見。

石の大きさや豪華さが価値評価の基準である一方で、極僅かな人達だけが解り合う、パーソナルなアミュレットの様な存在の宝石は、やはりチャームの様に小さいことがルールであった事でしょう。

 

二人の楽しい思い出を重ねた宝石は、常に彼女の腕を飾り、当然それらが二人を追うパパラッチ達に写され紙面を飾り、世に知られる所となり、こうしてアクセサリーまで造られたことが想像できます。

 

ウォリスはアメリカ出身。

 

彼女無くしては居られぬ程、深く愛したエドワードは、

こうしたアメリカ英語のスラングも宝石に取り入れて

楽しむ、ウィットに富んだ方だったと思います。

 

オリジナルは、多くがイギリスのロイヤルジュエラー、

又はフランスのカルティエ等が製作。

 

写真のお手軽装身具の方は、名も無きメーカーで

しょうが、こうした品から当時のスキャンダルや

世相を知る事が叶う、一寸ユニークな、エピソード

ジュエルです。

O.K.チャームのブレスは3分35分目以降チラリと登場します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 11:36 * - * - * - -
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