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Sbilla

スペイン発、日本にも定着してファンの多い

ファッションブランド『シビラ』。

 

色使いと、独特のカッティングが特徴的で、

初めて日本に入ってきた時、スペインそのもの

といった、一寸赤茶けた大地を思わせる色遣い

に惹かれ、直輸入物を入手したのは今から30年

近く前の、1990年に近い頃でしょうか。

 

先日片づけをしていたら、その頃に入手した

トップスが出てきました。

 

当時はイタリア、ミラノの有名アパレルメーカー、

ジボ社(GIBO')が製造を行っていたので、

ラベル表記は『Sbilla por GIBO'』。

入手したのは、カシミア混のシンプルなニット。

 

やや広めのゆったりした首回りに、なだらかなラインを描いてボディに沿うスタイルに、首回り以外は直線とチクチク感満載のセーターしか知らない店長はビックリ。

 

デザインはシンプルで、一見「どこがシビラ?」と思われるかもしれませんが、後ろに一つだけついているループボタンが、当時彼女の作る服には、トレードマークの様に使われていた、真鍮製のカタツムリのボタンが一つと、見えない所に意匠を残す心憎さに感服。

 その後、日本での人気が出てきた為か、GIBO'との契約から離れ、製造は日本の大手アパレル会社がメインとなります。

 

ところが、パターン(原型型紙)が違うせいか、デザインはとても『シビラ』らしいのに、着心地が全く違う感じになるという結果に。

 

特に袖ぐりの部分が、店長の腕回りと完全に合わず、着用していると腕回り周辺が擦れて毛玉が大量発生…。

 

GIBO'社の物には毛玉など一切出来ず、メーカーパターンが違うと、こうも差が出るものか…と、欧州服飾の歴史の流れを、その着心地の中に見出しました。(大袈裟?)

 

そしてデザインは好きなのに、このブランドを着るのを泣く泣く諦めた記憶が。

 

体系が若い頃とは断然違ってきてる現在ですが、この茶色のセーターは、まだ店長の体を優しく包んで、当時の着心地を味わう事が出来ます。

 

気に入った物を長く永く愛用するという醍醐味を、今になって知るこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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