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ミニチュア・ブローチ

先月開催のSAPHIRET  à la mode展でも人気だった、

小さな手の形のブローチは、意外なことにアメリカ製。

黒いカフスから伸びる細い華奢な金製の手の先に、捧げ持たれているのは、サフィレット。

 

カフスの色が黒い事から、おそらくモーニング(喪)用のブローチと思われ、サフィレットは青色から勿忘草に見立てられているのと思われます。

 

黒く塗装した金属に飾られているサフィレットを時々見かけますが、どうやら喪のジュエリーというのは、ヴィクトリア時代には、結構大きく占める『装身具のジャンル』であったことが判ります。

 

先月末、海外から来たディーラーとの食事の機会に、矢継ぎばやに質問を重ねた店長。

 

ディーラー氏はチェコで誕生した言われるサフィ

レットを、現地(ヤブロネッツ市)のガラス装身具

博物館の館長にまで問い合わせをしたのですが、

「その名の物は知らない」というのが回答だった

とか。

 

迷宮のドアを開けてもそこには何も在らず、ただ

ドアの数だけが増えて行き、謎は益々深まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:07 * - * - * - -
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