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刺繍ジュエリー

最近は刺繍が流行と聞きますが、その刺繍細工を

モダンに解釈し、ユニークさとアート感覚にファッ

ションに取り入れたのは、エルザ・スキャパレリが

最初と考えています。

 

今では普通と思われる、ファッションショーに

テーマというモノを持ちこんだのもスキャパレリ。

 

先日のパリ、ブールデル美術館で開催の『背中の美』展でもありましたが、トロンプルイユと呼ばれる、だまし絵的な手法を用いた作品は特に有名且つユニークで、時にはドキッとさせる趣も。

 

そんな彼女がデザインする大胆なシュールレアリズムのアートの様なドレス類に合う装身具達は、幾つかのメーカーが存在しますが、どれも感心させるモノ達。

 

それは後にアメリカに渡って、ライセンスとして造られる物では無く、パリのヴァンドーム広場で直営店を持っていた時代、彼女の風変りで豪華な服に合わせ、ほぼすべてハンドメイドで製作された、刺繍技術を屈しして造られたモノで

ある事を知る方は、少ないかもしれません。

 

画像の不思議な2点は、そんな初期のスキャパレリの

為の装身具を作っていた、L・バレッティのネックレス。

バレッティの作品は、ほぼ市場に出る事が無く、それこそ幻級。

 

独特のヴェルヴェットにモールやラインストーン、スパンコール、パール等を刺繍を屈指しての造り込みは、糸目が全く見えない所に感心させられます。

 

この2点のネックレスは、その後バレッティが販路を広げ、顧客注文のオートクチュールにのみ、製作をしていたスペイン出身のバレンシアガのメゾンの為に製作した物。

 

50年代、ディオールとも違う独特のカッティングとラインを打ち出したバレンシアガのクチュールには、やはりこういった風変りな装身具が、きっと似合ったのでしょう。

華やかさがありながら、要所は樹脂やスパンコールを使い、非常に軽く仕上げている処も魅力の一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Vintage Costume Jewelry * 09:45 * - * - * - -
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