<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 虎の目の石 | main | 免疫メニュー >>

春に訪れの冬

リノベーションしたリビングルームの灯りを、試行錯誤して

1年以上も見つけられず、散々悩んだ昨年。

 

国内はもちろん買い付け時の海外…アンティークから

ヴィンテージ、量産からオーダー、ハンドメイド…。

 

あらゆるカタログにネット検索、ショールームに到るまで

さ迷い歩きました。

 

そんな折、フラワーショップ、ジャルダンノスタルジック

店長さんから紹介されて訪れた、ステンドグラス作家の

堺牧子さんの個展で小さなランプ達を見た途端、美しさに

ビビッ!

 

「絶対にこのランプ!」と決意して、製作を依頼して、

待つこと3カ月…。

 

とうとう昨日出来上がって来ました。

ランプは贅沢にも3灯、ダクトレール下に並べて灯して

います。

 

無機質な『まるで病院のオペ室』の様なリビングが

テーマゆえ、この色の無い冬景色そのものの、本来

教会の窓に嵌め込まれる、カラフルなステンドグラス

とは間逆のモノトーン。

 

北欧のフェルメール、ハンマースホイの描く、静謐な

モノクロの絵画の様なポエジーさを感じます。

 

ゆらぎやひずみ…波打つ湖面の様な、透明板ガラスの

中に伸びる細い木の枝達は、まるで訪れる春を永遠に

待ちわびる森。

 

朝に夜に、見つめる度に幸せな気分でいられそう。

 

お造り頂いた堺さんは、いつもは平面作品が多い中、

こうした立体のランプ製作は初めてだったとのことで、

昨日はわざわざランプをお届けに来て下さいましたが

「新型ウィルスの自粛モードで、家の中に籠っていて、

実は今日初めて外に出ました!」とのこと。

 

静養も大事ですが、人が街に出なければ、経済も

回らず、心の中の春の訪れは、益々先に伸びて

しまうかもしれません。

 

そんな事を気付かせてくれたこのランプは、もしか

したら春が進むと、この枝先に小さな蕾が芽吹いて、

小さな花が咲く奇跡が起きるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * petite Objets d'art 小さなアート * 13:06 * - * - * - -
このページの先頭へ