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どんぐり

珠玉のどんぐりモチーフのリングは、珍しいアメリカン、

アールヌーボーの品。

 

天然真珠を中央にあしらい、金のキャップを被せ、両脇に

金の葉が覆うという、洒落た意匠に惹きこまれます。

 

小さな実から大木へと成長し、切り倒されない限り数千年でも生い茂る様子に、人々は生命の起源をこのオークの木に見、不死の象徴から子孫繁栄を感じ取り、魔よけや願いを小さな宝石に込めました。

 

宝石の持つ、根源的なお守りの要素です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * - * 09:53 * - * - * - -

飾りバックル

ロンドンやパリで出逢った、小さなバックルたち。

 

勿論ドレスのベルトの為が一番多いでしょうが、古いもの程

実は靴のためのバックルも、同じくらいに需要が高かったと

数年前に大英図書館で行われていた、ジョージアン展で

展示されていた、美しいペーストが埋められたて、ベルベット

の箱に入れられた一揃いのバックルの展示の傍らについて

いた説明書きを、思い出させてくれます。

 

当時はベルトのバックルで、その人のセレブ度が解った程

だったとか。

 

勿論そのバックルは、女性の為もありますが、多くは男性用

の靴に飾られた物。

 

華麗な緑の箱に入れられた一組の四角い宝石は、当時

最も重要なお洒落の必需品の一つであったことを物語って

います。

 

時代が変われば、お洒落の道具も変わります。

 

今はベルトバックルは、純粋にベルトの為の物で、そのデザ

イン性にまでこだわる方はいるのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボロボロのベルベットのボックスに入った、ペアの靴用バックルは、当時(ジョージアン時代)伊達男の証しでもあった様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Matière-素材- * 10:54 * - * - * - -

きみの名は

〜お知らせ〜  8日、9日は定休となります。

 

昨年、世間でも話題になった深海誠監督のアニメーション

映画『君の名は』。

 

封切り映画館では無く、欧州行きの機内上映で見た店長。

 

実は1回観ただけではちょっと解らず、オンデマンドで

繰り返し見れる事を良い事に、数回観たものの、やっぱり

ストーリーが繋がらず、ジェネレーションギャップを

感じた映画でもありました。

 

友人曰く、ストーリーというよりは、1シーン毎の映像

美を追うのが、この映画を楽しむ見方の一つとか???

 

やはり飛行機の小さな画面では把握不能。

 

10代の初々しい恋愛映画に、スパイスとして、SFとファン

タジーとアクション、ロード的要素が盛り込まれた、

ごった煮過ぎ映画というのが感想。

 

ただ誰もが認めているとは思いますが、確かに夕暮れの

描き方、風景と情景には耽美的な美しさがあり、嵌った

方には、聖地巡りが流行というのも解りましたが…。

 

たまたま8月のイギリスでも、再度封切りされたのか

現地の新聞の大きな広告を見つけ、遠い地でも人気が

高かった様子が伺えます。

英語でのタイトルは『Your name』になるんだなぁ〜と

思っていたら、何とハイウッドで実写版リメイクされる

事が、先日のニュースで報道されていました。

 

舞台が日本なのか、アメリカのアリゾナ辺りなのか、

まだまだ解らずですが、店長にも解る様なストーリー

展開にしてほしいかなぁ〜…。

 

夕暮れマニアの店長的お勧め画像は、ユーロスターの窓から見えた夕陽の沈んだ後のマジックアワーに凝視。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 09:02 * - * - * - -

アップルレッド

〜お知らせ〜 8日、9日は定休となります。

 

夏の終わりに、イギリスのカントリーサイドで見かけた

クラブアップルのたわわの実は、既にもう赤い色味を

付け始めていました。

 

今年の秋冬は赤色がポイントカラーとか。

 

流行色を自然に存在する植物達から教えられるときがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はアメリカ、Roberts社のオーガニックりんご。虫のリアルさにビックリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * エトセトラ * 09:41 * - * - * - -

ディオール舞踏会

パリで行われている、ディオール展。

 

装飾美術館の広大な展示ルーム、2階半分から、1階に

かけての展示室を、テーマごと、係ったデザイナー毎に

小分けして見せるという大規模なもので、その最後を

飾るのは、1階中央ホールに設けた『ディオール舞踏会』

と名付けられた圧巻の展示。

 

3階まで届く遥か彼方の天井以外、壁から床まで埋め尽く

された多くのドレス類は、全てオートクチュール。

 

イヴサンローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・

フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ…。

 

歴代のデザイナーがディオールに捧げた時間の中で

生み出された、多くのドレス類は、流行を超えた向こうに

存在する、永遠性を持つ『何か』。

その手仕事の細かさ、出来上がるまでに費やされる

人の手と膨大な時間を考えるだけで、したたか酔って

しまいそう。

 

ひたすらに圧巻でしたが、それは今はやや斜陽にもなり

かけている、オートクチュールというシステムの面影を

辿るということでもある様な気がしました。

 

最低でも仮縫いに3回という膨大な時間という犠牲を敷く

からこそ生まれる究極のシステムの一つ。

 

展覧会は来年1月7日までとのこと。

 

全日を入れて、混んでいる事は明らかの様ですので、

行かれる方は覚悟を決めて。

 

そして展覧物はどれだけ撮影しても良いそうですので、

スマホでも何でも、カメラの持参をお忘れなく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Art * 13:17 * - * - * - -

クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ

ようやく店も秋の装いに落ち着いて、夏の旅の

名残を思い出しながら、忘備録の様に書き連ね

ます。

ブランド設立70周年を記念して、パリ装飾美術館で始まった『クリスチャン・ディオール』というブランドそのものの回顧展。

 

パリに到着した翌日にアタックするも、長蛇の列に玉砕。

 

翌日仕切り直して、開館40分前に着くも、1時間の列とのこと。

興味深いのは、メゾン設立して現役のクチュリエとしては、たった10年のディオールが、なぜ今までブランドとして残り得たのか、その創造性の秘密を知りたくて、向かった次第。

 

1905年にディオール家の次男として生まれた、繊細な色白の男の子クリスチャンは、既に幼いころから家族の洋服のデザインをしていたということなので、どうやらデザインセンスは生まれながらのもの。

 

でも世界は激動の時代を迎え、1939年に始まるドイツのポーランド侵攻から始まる第二次世界大戦に、既にファッション業界で頭角を表わしていた34歳のディオールも陸軍に徴兵。

 

それでも絶対的武装力においては、数段優れていたドイツにあっけなく降伏。

 

徐々にフランスの産業へ侵攻を深めていたドイツは、フランスの優秀なモードの産業をドイツベルリンに移そうと企てるも、それに関しては諦めざるを得なかったとか。

 

それは戦後、クチュール業界の会長だったリュシアン・

ルロンが、各メゾンに小さな人形に実寸から製作した

服を着せ、遠くはアメリカまで遠征して展示され、

ドイツが掌握不可能であったフランスのモード界の

健在と何処にも真似の出来ないクオリティがあった

から。

 

『ローマは一日で成らず』の如く、『ディオールも

一日で成らず』という、長い長いフランスのDNAに

まで入り込んでいる深い最上のセンスの繋がりの

秘密が展示された、ドレスの一つ一つに感じる事が

出来る、素晴らしい展覧会。

 

おそらく、この展示を見に行くだけでも価値がある

かも…と言っても、大袈裟ではないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Art * 12:09 * - * - * - -

男子の胸元

9月の買い付けから帰国後、最初に飛び込んできた(おめでたい)

ニュースは、陸上男子の桐生選手による、日本人初100メートル

9秒台というもの。

 

駆けっこは最大苦手の店長ですから、速く走れるというだけでも

尊敬の対象。

 

そんな桐生選手の快挙ゆえ、翌日は朝からテレビ番組に登場して

多くのインタビューに答える姿が紹介されています。

 

その時に気になったのが、小さいけれどペンダントを着けている姿。

男子も普通に装身具を着ける時代だなぁ…とは、このところ実感していて、アイテムを探しに訪れる方が、チラホラ見られます。

 

そんな男性向けのナイスガイなチャームを探そうとすると、意外に見つけ難いのが、このところの課題。

 

女物のデザインではやっぱり柔らか過ぎ、ダイヤモンドや石等

使わず、大胆で繊細でそこそこの大きさって…意外に無いのが

現状。

ようやくの出会いは、どうやら男性用の懐中時計を留める為のチェーンの先端に着けるやや大きめのチャーム。

 

どれも銀製で、モチーフはエンブレム型やスコティッシュの紋様や十字が中心で、どっしり重い物も。

 

スタイリッシュ&シンプルなメンズモノです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:43 * - * - * - -

バリエーション対比

多くを見ていると、同じデザインで色違いパターンが様々造られて

いる事に気付く、チェコスロバキア製の装身具。

 

サフィレットあり、クランべりーあり…と、とにかく多彩な事。

 

これは裏を返せば、サフィレットだけが特別なガラスというわけでは

無かった…と考えます。

 

全く同じ造りで色だけが違うという、そんなバリエーションでコレク

ションも在りかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * saphiret * 12:22 * - * - * - -

晩秋枝豆

〜お知らせ〜 1日、2日は定休です。

 

一雨ごとに冷え込んで、空気が澄んで、秋の様子が深まる日々。

 

美しい夕焼けが空を彩る、大好きな季節です。

この時期だけの特別なお楽しみは、最晩秋に採れる『さかな豆』というエダマメを食べること。

 

本当に1週間ほどしか巷に出ない希少品種故に、昨年はタイミングを外してしまい、食べれず。

 

今年はまず、ゴールデンウィーク時に苗で入手。

 

あとはたった10日間という、短い収穫期の狙いを定めての入手。

 

雨が多買った夏故に、味がいまいちかも…と言われましたが、なんのその。

 

独特の甘味が口に広がるサマは、他のどんな枝豆よりも美味…と思う店長。

 

そういえば、徐々に人気も広がる様で、昨年爆売れしたとか…。

 

枝豆界の女王に…なるか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * エトセトラ * 11:34 * - * - * - -

ダンケルク

誕生日に、誕生日には相応しくない(?)戦争映画を見ました。

イギリスのクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』。

 

流石にこのブログをお読みいただいている皆様の中で、

この史実をリアルに覚えていらっしゃるご年齢の方はいない

でしょうが、第二次世界大戦、フランスの海岸ダンケルクに、

敵国ドイツに挟まれ、追い詰められた、40万人にも及ぶイギ

リス軍兵士達。

 

助けに向かった味方の戦艦は、ことごとくドイツ軍の魚雷に

よって爆破され、沈められてしまいます。

 

残された兵士を救うため、対岸イギリスから、何と一般の

民間人(漁師やヨットを持つ人々)が小船でドーバー海峡を

渡り助け連れ戻した、無謀とも言える、でも今は伝説でも

ある、ミッションです。

 

店長の父はまさに戦争世代で、何とこの大救出劇を少年の

頃、当時の新聞でリアルに読んだ記憶があるそうで、映画

の話をしたら、店長より早く映画館に訪れて観た様(笑)。

 

この大英断作戦を行ったのは、当時イギリス首相だった

ウィンストン・チャーチル。

 

彼は回顧録の中で、この厳しい状況の中、一般人まで駆り

出しての救出劇を行ったのは、一人の人間を兵士にまで

育て上げる苦労の時間を鑑みてに事で、確かに成功した

この救出作戦の4年後、見事ノルマンディ上陸作戦にて、

占領されたフランスからドイツを撤退させる一大奇襲作戦を

成功に導きます。

 

イギリス名優誉高い、ケネス・ブラナー、トム・ハーディー、

マーク・ライアンスがいい味を出していて、本物の空母や

当時の戦闘機をも再現して、特撮では無い臨場感を味わえ

ますので、ご興味のある方は是非映画館の大画面での

鑑賞をお勧め。

何だか近隣とのきな臭さが騒がれる日々…。

 

この映画を見ると、人間の残酷さや正直さ、各個の

人間性がむき出しになる戦争というものの恐ろしさが、

ほんの少し解る様な気がします。

 

英仏滞在中、丁度封切り真っ最中でした。宣伝ポスターの写真に、若干の温度差が在る様に感じたのは…気のせい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Cinema * 12:29 * - * - * - -
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