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小さなトワ・エ・モア

いつの間にやら春を通り越して、夏の予感の日本。

 

桜も終わり、いつもなら4月も後半に咲くはずの

ハナミズキの花が早々に開花している姿を見かけ

ました。

 

もしかすると、今年は1シーズン早い花暦になるの

かも!?

 

画像はまるでスズランの花の様に可憐な印象の、

トワ・エ・モア。

 

18金とプラチナ、ダイヤモンドとルビーを最小に

しつつ、最大の効果が出る様にデザインされて

いる所は流石。

 

小粒でピリリ…がお約束のフレンチ・メイドです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:36 * - * - * - -

馬蹄環

春を告げる最初の香りの花、沈丁花の最後の香りを楽しんで、

東京の季節の花は、とうとう桜開花を迎えます。

写真はイギリス製と思われる、ダイヤモンドの馬蹄のリング。

 

環の部分を上にすれば、魔を撥ね飛ばし、下にすれば、幸運が入り込む…という、良いとこ取りのシンボライズにして、欧州最強のラッキーモチーフ。

 

身に着けてきた歴代の女性達は、どんなラッキー&ハッピーを願ったのか…?

 

そういえば、街には卒業式に向かう袴姿の女性達が溢れています。

 

この春に学校を卒業して、4月から社会人になる方々でしょうか。

 

ドキドキするのは、未だ知らぬ未開の場所に向かうから。

 

はちきれそうな程不安のドキドキが止まらない時は、一寸した

これらの小さなラッキーシンボルを身に着けて行くのも一考。

 

装身具の歴史を探るほど、それはアミュレット(お守り)であった

事が解るのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:02 * - * - * - -

銀鎖

〜お知らせ〜 本日21日(水)は営業となります〜

 

キラキラの金も良いけど、独特の色の渋さを持つ銀の

チェーンも美しいと思うこの頃。

 

フランス独特の、細やかにパーツを組み込んだソト

ワール・チェーン。

 

型で抜かず、一つ一つ丁寧に、まるで複雑な編み物の

模様を造るように様に編み込まれた加減に、「ここまで

やるの!」と、いつも感動させられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:22 * - * - * - -

誓いの指輪

いにしえの時代、婚約リングに使われたのは、ただの

鉄製の輪。

 

古代ローマ、結婚の約束を公に公表して誓うものとして

永遠の象徴、生命の輪廻として指輪を贈ることが伝統

だったようです。

 

それがようやく高価な金製に変わるのが、2世紀。

 

ダイヤモンドが使われるようになる迄には、15世紀を

迎えるまで、待たなければならなかった様です。

 

長く歴史を紡いで伝えられてきたスタイルは、ハーフ、

フルエタニティと少しずつ華やかさに進化を遂げ、

今も誓いの証の習慣として残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 15:48 * - * - * - -

銀のチェーン

落とすと春先の雪の様に、クシュッと小さく纏まって

しまう銀のチェーンはイギリス、ヴィクトリア時代の

刻印が在るもの。

既に見なくなって久しく、10年以上ぶりに手元にやって来ました。

 

細いパーツを組み込んでリンクしている為、動きは細やか。

 

クラスプもチェーンと同じデザインの差し込み式ゆえ、着けてしまうと何処にあるのかが判らない程。

 

手抜き感無しの趣で魅せてくれる優れもの。

 

ブローチを挟むことで、また違った情景の様になるので、アレンジも腕の見せ所として、試行錯誤し甲斐のある優品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 14:45 * - * - * - -

豚にロックオン

豚は多産で一家に一頭居れば食に困らないという豊穣

モチーフのホームラン王ゆえ、アマタあるラッキー

チャームで、一番庶民に近いモノかもしれません。

 

そんな豚チャームは数多く見るのですが、意外にも

「これぞ!」と思うのが無く、いつもは見送ってしまう

事が多いのですが、今回イギリスの田舎で出逢った

この豚ちゃんには一目でロックオン!

 

「こ・こ・このブタ見せて〜!!」ガラスケース奥に

鎮座する銀のチャームをうやうやしく取り出して貰った

とき、アンティーク屋さんの店主は、口の端を持ち

上げて、何故かクスリと笑いました。

 

豚はどうやら子豚ちゃん。

 

お腹の所に布を巻かれ、吊り下げられているような

ポーズから、量りにかけられているのでしょうか。

 

豚は日本でも豚カツ=勝という事から、勝負事のお守り

にも使われますので、やっぱり世界共通、庶民の味方の

栄養源です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 11:42 * - * - * - -

Noued d'amour

英語でLove knot(ラヴノット)とは、愛の結び目の事。

 

愛する二人を繋ぐという意味のある、古今東西身の回り

品に用いられて来た『結び』のモチーフです。

 

フランスに行けば当然フランス語での『名詞』も在る

わけで、このチェーンをフランス人のジュエリー専門

ディーラーさんの所で見つけた時「Love Knot!!」

と思わず声を上げたら「マダム、フランスにもちゃんと

noued d'amour(ヌゥ ダムール)という呼び名が

あるんですよ」と、老齢な探偵、ムッシュポワロ氏の

様に、表情を変えず、片側の眉をキリリと持ち上げて

語りました。

 

その愛の結び目モチーフを使い、丁寧に繋いだ18金の

マフ・チェーン、実に長さは150cmで、重さ36グラム。

 

世界の地下には約九万トンの金が眠り、そのうち採算が

合うのは4万トン少々。

 

世界のどこかで新たな鉱脈が見つからなければ、計算上

あと10年一寸で掘り尽されてしまう、もしかするととて

つもなく儚い素材になるのかもしれません。

 

イギリスでは決して見ない繊細な造りから、チェーンの

造作は、やはりフランスの方に軍配が上がります。

 

愛の質には変わりは無いのですが、愛の複雑さの国の

差を、こうした宝石群に見る時があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:47 * - * - * - -

暖かな石の記憶

雪はすっかり解けてしまいましたが、風は冷たく、寒風の中の

買い付け@parisです。

 

達磨のように着こんで、モコモコになりつつ、訪れたディーラー

さんの所で、このリングを見つけたときは、トパーズにしては

良く輝く、美しい照りと太陽の様な煌きに、まるで暖炉の火に

吸い寄せられる如く、思わず手を差し伸べていました。

聞けばこの石は、トパーズでもシトリンでもない、イエローサファイア。

 

それも量端はやや濃い目のイエローという、バイ・カラータイプ。

 

レアストーンが流行している昨今ですが、当時でもこのレア度から、シンプルな細目のソリテールの枠を選んだものと思われます。

 

この品を最後に入手して、昨日のお仕事は終わり。

 

帰途に着く頃の空は、すっかり暮れ時。

そんなに時間が経っていた事をすっかり忘れていました。

 

買い付けのときはいつも無我夢中で下を見っ放し。

 

終わる頃には首も腰も曲がったまま、背中は鉄板が

入った様に、ギシギシと音を立てそう。

 

空を見るゆとりさえありません。

 

滞在先に戻る、パリ市内のトラムの窓から見えた、彼方の

空に煌きの夕陽のイエローが、サファイアに同化。

 

良い物を入手出来たときの幸福感に満たされて、一日を

終える感謝を捧げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 15:28 * - * - * - -

寒色宝石

深海を切り取った様な深いブルーが輝くサファイア

リング。

 

お供に小さなダイヤモンドを十文字に侍らせて。

 

雪がちらつく寒い日の朝に、暖かくした部屋で見る

冷たい色の宝石が好きな店長。

 

一日の始まりが穏やかに始動します。

 

「それって、冬の暖か〜い部屋で食べる、アイス

クリームの様な物??」という、友人の鋭い突っ

込みにタジタジ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:23 * - * - * - -

月の余韻

昨夜の皆既月食のお月様、分厚く着込んで双眼鏡片手に

震えながら観察。

 

徐々に影が差して小さくなる月を堪能しました。

 

その月が呼んだのか、昼間名前に月が付く方が月の

リングをお探しにご来店。

 

ニマニマと微笑みながら静かに箱に収まって、これ

からは新しい持ち主の指の上で輝くのでしょう。

夜空の月は、地球の影に覆われて、赤い月へと変身。

 

顔があったら面白いのにね…と、ファンタジーそそられる月の物語の宵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:25 * - * - * - -
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