<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

世界最小ドングリ

人差し指の先程の、小さな小さなシルバー製のロケットは

フランス製。

 

上にはちょこんと金色のどんぐりが乗せられています。

 

個人主義の国なのに、こうした御守りの様な、小さな

秘密の様なサイズの装身具のバラエティさでは、群を

抜くフランス。

 

ロケットは両開きで、小指の先大の写真が納められる様に

なっています。

 

早くも今日から9月。

 

秋に相応しい品ということで、おそらくwebにて紹介の予定

でおります。

 

でもこの時期、ロンドンもパリの街でも街路樹に見かける

どんぐりの実は、まだ青々。

 

緑の実は、これからゆっくり金色になりますが、店長の掌

には、先駆けて秋のメッセージの様に転がり落ちて来たの

かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 14:19 * - * - * - -

バングル

今年の初めに、カッコいい女性が、細い腕にカッコいいシルバー

バングルを着けていたせいか、今年のマイ・ブームは、どうやら

バングルタイプのブレスレットの様。

 

そういって探すと、意外に無いのが納得の行く、カッコいいモノ。

 

今日に至るまで、100本近く見たものの、全て却下。

 

全体の太さ、彫刻のデザインと彫りの具合、そして肝心の状態

の良さ…全てに妥協しないと、こんなにも無いのが現実。

 

ようやく「これなら!」と納得したのは、シルバーに金のダブル

バックルという、ユニークな意匠が美しい、20世紀初頭の

イギリス製。

 

デコを思わせる角ばったバックルに、クルクル繊細な唐草模様

の彫刻という、対比が美しい印象。

 

裏面には持ち主だった女性のイニシャルまで入るという凝り

モノです。

アンティークのバングルは、細めの仕立てで必ず楕円。

 

腕が細めの人が多い日本人ですが、意外にバングルに

いい感じの品が無いとお嘆きの方が多いので、そんな

方に、お薦めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 00:13 * - * - * - -

秋の庭から2

もう一つ秋の色を感じたピクゥエと呼ぶ、べっ甲に象嵌した

ブローチは、珍しいリース型。

 

重ね合わせて厚みを付けたべっ甲の中をくり貫いて使う、

というのは、素材のレア度からとんでもなく勿体無い使い方

なのでしょうが、潔くくり貫いた職人さんは、エライ!と叫び

たくなるもの。

 

光に透かすと、べっ甲独特の陰影間が見え、その間を

金と銀の唐草と葉が巻き付く様に彩りを添えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 05:31 * - * - * - -

天使は天使を呼ぶ

昔飛びたった天使の顔のチャームが付いた、ロングチェーンが

ちょい修理で里帰り。

 

久々の天使顔は相変わらず、福々しい顔。

 

可愛がられている事が解ります。

早々出来た修理を納める時に、共に付けられる別の天使の品をご所望。

 

小さな翼を持つ天使のブローチを見つけ、ご提案。

 

ヴィクトリアン時代の後ろにフックが付いているブローチは、本当に様々に変化して使えるので、とても便利。

 

兄弟の様な(?)そっくりの顔具合に、これもまた納まりました。

 

ガーディアンエンジェルのお勤めを、励めよ君!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:55 * - * - * - -

葉月の石

8月の誕生石でもあるペリドットは、通称『イヴニング・エメラルド』

と呼ばれる程、夜の人工灯の下では、美しい緑の色を放ちます。

 

でも昼間の太陽光の下で見るこの石は、浅い爽やかな緑で、

いかにも夏らしい印象。

 

邪悪なモノから守護するとも、うつ病や内臓疾患からも守るとか。

 

要は古くから存在するこれらの輝石には、人智を超えたパワーが

潜み、着けた人を守護すると、本気で当時の人々は考えていた

のでしょう。

 

病や死がもっと身近に存在していた頃、宝石の扱いはやはり

特別だった思わせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:09 * - * - * - -

ルビーの7月

とうとう7月も終わりの数日。

 

先日のインタビュー記事がwebマガジンにアップされたと

報告を頂きました。

 

ご興味ある方は、こちらをどうぞ。 

 

店長の姿は出ていませんが、店内の風景はご覧いただけます。

 

暑い日々が続いた7月。

 

誕生石が情熱のルビーというのも、解る様な気が。

 

しかしながら、赤いルビー、店長にはかき氷のイチゴ味に

見えまする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 09:30 * - * - * - -

遥かなるアイルランド

埋もれ木(ボグオーク)で造られた、アイリッシュ

ハープがモチーフの小さなブローチ。

 

アイルランドは、イギリスに行った折に、頑張れば

行けそうなご近所なのに、未だ行けない遥か遠い所。

 

そしてアイルランドと言えば、ビール、音楽、そして

多くの小説家や詩人を輩出してきた国。

 

中でも店長が好きな小説は、フランク・マコート著

『アンジェラの灰』。

 

1930年代のアイルランドの小さな町、リムリックで

育つ少年と、その一家の自伝的小説、回想録です。

 

『アイルランド人のみじめな子供時代は、普通の人の

惨めな子供時代より悪い…』という冒頭の言葉から

始まる顛末は想像を絶する悲惨な内容。

 

兄弟は相次いで亡くなり、甲斐性の無い飲んだくれの

父、信心深いだけで嘆くのが毎日の母親…。

 

ギリギリの極貧の中、逞しく生きていく少年の

成長記の目線に見える、アイルランドという国の全て。

 

単行本で5僂發慮さなのに、サクッと読めてしまう

のは、韻を踏んだ文章が、まるで心地よい音楽の旋律の

様に心に響くからかも。

 

何より土屋政雄氏の翻訳が見事ゆえ、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1997年ピュリッツアー賞も受賞。映画化もされましたが、小説がベスト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:48 * - * - * - -

とかげ

飛び上がって逃げ出すか…

 

飛び上がって抱きつくか…

 

嗜好が分かれる、生き物系の装身具。

 

苦手な方には、背筋がヒヤリとなって、一寸だけ涼しい気分を

感じたかも!?

 

チャールズ・ダーウィンは、世界を探検で回った折、イグアナや

ゾウガメ等の生息するガラパゴス諸島で、進化論説の閃きを

抱いたとか。

 

ゆえにか、イギリスではこうした虫や爬虫類系のジュエリーが

流行した…と言う話を、イギリス人のアンティークディーラーから

聞いた事があります。

 

銀のボディに緑のペーストも怪しい輝きを放つ、ヴィクトリアンの

リザードブローチです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 13:28 * - * - * - -

冷感耳飾群

アールデコの時代に造られた、マルカジットのイヤリング達。

 

シルバー台に1mm程の小さな鉄色のマルカジット石を、

一つ一つキチンと爪止めしている出来の良さに、感動を

覚えます。

 

ボタン型から下がりモノまで、デザインも個性様々ですが、

写真はどれにも小さなパールをあしらっていて、その異質な

素材同士のミスマッチが、お互いを引き立て合っている事が

解ります。

 

蒸し暑い日々が続く、梅雨明けも間近な予感の6月最終日。

 

ヒヤリと冷たげな印象の装身具が恋しくなる季節です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 12:19 * - * - * - -

小さな馬蹄

小さな小さなサファイアとダイヤモンドがセットされた

金の馬蹄型のチャームペンダント。

 

明るい色のサファイアと、ダイヤモンドの小さな輝きが、

自分だけが分かるパワーを隠している様です。

 

どれだけ多くの女性たちの、願いや幸運を担ってきたのか。

 

考えるてみるとここに在るのが、不思議な感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jellicour * Antiques * 10:32 * - * - * - -
このページの先頭へ